スポンサーリンク
この記事では『リターン~ある外科医の逆襲~』の65話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
\他の話数のネタバレは⬇のボタンから見れます/ 全話一覧まとめはこちら |
||
⇦前回 | 今回 | 次回⇨ |
64話へ | 65話 | 66話へ |
『リターン~ある外科医の逆襲~』65話のネタバレ
スポンサーリンク
突然の来訪
突然やってきた暁教授は驚く徹と美穂を連れて、俺のおごりだ!と居酒屋に誘います。
もちろん前の件がありますから暁教授はオレンジジュースを片手に焼酎を2人に勧めながら目の前にいる美穂を見て、目を細めます。
「え、初対面だとばかり、」
戸惑う美穂の父と暁教授は外科の同期で、よくまだ小さな美穂とプロレスごっこをした仲だそうです。
そのことを聞いて、美穂は昔のことを思い出します。
子供の頃は智章も春馬もいて、幸せでした。
「お前たち付き合っていたのか?」
そう昔のことを思い出していると突然の言葉に思わず、徹も美穂も飲んでいたお酒を噴き出してしまいました。
そんなことはないですと必死に首を横に振る徹ですが、いいじゃないかと暁教授は上機嫌でオレンジジュースの入ったグラスを傾けます。
外科に行け
なぜ外科に合格にしたのに俺に連絡してこなかったんだ?
そんな暁教授の言葉に徹はこれまでのことを話します。
「それはよかった」
てっきりなにか力になってくれるのでは?そう思っていた徹は思わぬ暁教授の言葉に目を見開きます。
ですが、そんな徹を置いて暁教授は肉に箸を伸ばしながら淡々と話します。
東成大の形成外科では相沢教授に目を着けられて追い出されました。
さらにこれまでの経験で金目当てで開業した友人たちはみな潰れました。
いずれ徹もそうなる。なら、縁もゆかりもない形成外科など捨てて、自分のいる外科に来い。
そういう教授に徹は顔を青くします。
「外科へ来い。俺が面倒を見てやる」
開業医となれば個人事業主となり、ろくに休みも取れません。ですが、病院所属の医師となれば違います。
暁教授が良い例です。心臓病で倒れても他の教授がどうにかしてくれました。
「ありがとうございます」
膝の上でぎゅっと手を握り締めた徹。
祝福と葛藤、それから憎悪
暁教授と美穂と別れた徹は次々に送られてくる祝福のメッセージを見ながら夜空を見上げます。
転生してからずっと同じ道には進むまいと形成外科を目指してきました。
ですが、その理由は前世とは違う失敗しない人生が欲しかったからです。
そう、今度は失敗しなければいいのです。
「成功しよう。それなら外科医も悪くないだろう」
息が白くなるほどの寒い空気の中、夜空を見上げて自宅のほうへと足を向けた徹は最高の医師になることを決意し、歩き出しました。
その頃、二階堂の前に企画室長がやってきていました。
「無理な頼みを聞いてくださって感謝しています」
合格を祝う企画室長に微笑む二階堂。
「どうして五十嵐先生を外科に?」
そう無理な願いとは企画室長に言い、徹を無理矢理外科に入れさせたのです。
「11年もの間、負け続けたことがありますか?」
あまりも冷たい二階堂の言葉に息を呑んだ企画室長は許しをもらうとさっさと部屋を出て行ってしまいました。
その背中を見送った二階堂はデスクの上に置いてある徹の履歴書をぐしゃりと握りつぶします。
「形成外科に行かれたら、勝つチャンスがなくなるからだ」
もう逃がさない。二階堂の瞳がぎらりと光ります。
スポンサーリンク
『リターン~ある外科医の逆襲~』65話の感想・考察
いろいろと物語が大きく動いた65話となりました。
まずは徹の決意ですよね!
作品当初から苦しかった外科医の経験から形成外科を目指し続けてきた徹ですが、ここでまた同じく外科医の道を選択しました。
多くの人に祝福され、前世での外科医の経験もある徹。
外科医の道を選択したのは結果としてよかったのではないでしょうか?
これからも天才外科医、五十嵐徹の活躍から目が離せませんね!
そして、もう一つ。
これまで姿の見えなかった二階堂がようやくまた姿を現しました。
徹を外科に配属させ、一体なにをしようというのでしょうか?
まだまだ徹を取り巻く状況は安定しなさそうです。66話も待ちきれませんね!
\他の話数のネタバレは⬇のボタンから見れます/ 全話一覧まとめはこちら |
||
⇦前回 | 今回 | 次回⇨ |
64話へ | 65話 | 66話へ |
スポンサーリンク