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この記事では『ニドメの共犯』の10話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
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『ニドメの共犯』10話のネタバレ
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紫妃は絶対近くに居た
“じゃあ今ドアの前にいるのは…!?”
ドキドキしながら紫妃はドアスコープを覗きました。
「え…」
「困りますっ お客様…! お支払いを…」
一方タクシーをそのまま降りた薫は歩いている女性に後ろから声をかけ、腕を掴みます。
「オイ待てよ…!」
「紫妃…!オイッ」
「は?誰おっさん キモッ」
その人は後ろ姿が紫妃に似ているだけで別の女性でした。
「……」
自分がおっさん、キモッと言われた事に思わず動きが止まってしまいます。
「お客様〜無賃乗車は勘弁して下さい」
と先程のタクシー運転手に声をかけられ薫は怒鳴ります。
「まだ乗るって言ってんだろ 集伝社までッ」
表面上は良い人なはずなのに崩れかけています。
“どいつもこいつも この俺をバカにしやがって 許せない…!!”
“ただ紫妃は 絶対あの近くに居た”
タクシーに乗りながら薫は、一瞬だけ見えた紫妃のGPS情報を見て確信します。
“少しだけ自由を味わわせてやるよ”
「近いうちに会えそうだなぁ♥」
と不敵な笑みを浮かべながら言うのでした。
一瞬だけでたGPS情報でそこまで分かるのは相当紫妃に対する執着心が強いと言うことですね。
紫妃と藤岡の対面
「もぉやだぁ〜 やっぱ居るじゃない〜」
「朔くん……ってアンタ誰よ!?」
「朔くんったら もう東京に女作ったの〜!?」
「………」
突然来た女口調の男性に紫妃は呆然としています。
「あっ 違いますよ… 私 彼女じゃないです」
訳あって仕事を見つけるまで神谷の家にお邪魔させて貰っていると紫妃は説明をしました。
すると突然態度が変わり
「失礼しました 僕 藤岡と言います
神谷君のバイト先の店長をやってます」
と言いました。
「んも〜!よかった〜 この子彼女じゃないのね〜!?」
「ぶはっ」
「心の声 口に出てますよ」
“この人 おもしろすぎ”
この藤岡の心の声に紫妃は大笑いしてしまいました。
その姿を見て察します。
“突然現れてびっくりしたけど 悪い人じゃなさそう”
それに随分良い笑顔で笑うな、と思わずキュンとしてしまう藤岡。
男性が好きな藤岡もキュンとしてしまうのはわかる気がします。
「アンタ仕事探してるって言ったわね!?」
紫妃は突然で戸惑います。
「えっ!?」
藤岡は来なさいと言って紫妃を自分のお店に連れて行くのでした。
私は弱くない、変われる!
「いいじゃなぁ〜い!可愛い〜 やっぱ女の子は華があるわね〜♡」
お店に連れて来て貰い、着替えてきた紫妃はまだ詳しい事を分かっていません。
「えっあのっ これは…!?」
「やだぁ〜 うとすぎ〜」
「もれなくバイト採用よ!今日からお願いね♡」
藤岡は紫妃をバイトに採用しました。
いきなりすぎて紫妃は戸惑います。
「え!?」
「あ 勘違いしないでね」
「適当に雇った訳じゃないのよ 紫妃ちゃんだからお願いしたの」
「私の目に狂いはないわ」
この藤岡の言葉に紫妃は
「……っ 」
「はいっ 頑張らせて下さい!」と言うと同時に
“誰かに必要とされるって こんなに嬉しいんだ”
と涙を流すのでした。
しかし出会ってすぐにバイト採用してしまうのは凄いです。
「紫妃ちゃん 店開けるわよ〜!」
「今行きますっ!」
“変わりたい 私は弱くない 変われる”
紫妃は自信に満ちた表情をしていました。
そして藤岡と一緒にお店を開けました。
「いらっしゃいませ!」
一方薫は自宅の部屋に女性を連れ込み、その女性を紫妃に重ねて行為をするのでした。
「…くっ 紫妃…ッ 紫妃…!」
「だめ イクときは私の名前呼んで…♥」
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『ニドメの共犯』10話の感想・考察
薫が話しかけた女性は紫妃ではありませんでした。
まずはほっとしてしまいます。
でも近いうちに会えそうだなぁと笑いながら言っているので、薫は全て把握していそうで怖いですね。
見つからないことを祈ります。
一方神谷のアパートを尋ねてきたのはバイト先の店長でした。薫ではなくて良かったです。
初めて出会って突然自分のお店に採用してしまうなんて凄いですよね、それだけ紫妃が魅力的だと言うことですね。
薫は女性を連れ込んで紫妃には内緒で不倫をしています。
あの女性は以前紫妃が目撃した女性でしょうか…。
紫妃を考えながら他の女性とって普通は中々考えられないですよね。
薫に早く罰が下って欲しいと思ってしまいます。
次回は薫とその女性の不倫関係はどうなるのか、また紫妃のバイトの様子なども楽しみですね。
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