テムパル~アイテムの力~【87話】ネタバレと感想!

この記事では『テムパル~アイテムの力~』の87ネタバレ感想をお伝えしていきます。

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ネタバレはしてほしくない!という方はご覧にならないでくださいね。

『テムパル~アイテムの力~』87話のネタバレ

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小さな洞窟

世間が国家対抗戦に向けて騒いでいる頃

グリードは村はずれにある小さな洞窟に居ました。

その前で待っているマイナーは溜息を吐きます。

 

洞窟の中から聞こえる爆発音はもう何十回目。

いつになっても終わらない爆発音に飽き飽きしていたのです。

そこへ襲い掛かってきたのはオークの軍勢。

 

しかし、マイナーは慌てません。

大きな斧が振り上げられた瞬間、オークたちを大きな剣が切り裂きました。

 

そう、グリードです。

隠れ身効果のついたジップアップパーカーを着たグリードはにやりと笑います。

 

なぜグリードがいまこんな洞窟にいるのか

それは先の戦いに理由があります。

 

あの戦いで完全にヤタン教と敵対関係になってしまったグリードはもう祝福を受けることは出来ません。

それはブラハムが残したパブラニウムを一度に獲得できなくなったということです。

どうすればいいんだ。そう頭を抱えているところに見つけたのがマイナーでした。

 

鉱夫の能力が高いマイナーを図書館に4ヶ月も缶詰にし

知力を上げたことでマイナーは各地に散らばるパブラニウムを見つけるまでに至ったのです。

 

そんなマイナーを抱えて各地を回るグリードはその背中に向けられる邪悪な視線に気づきませんでした。

そう、ブラハムの視線に

わん
あ、あれ?
なんだか嫌な予感が・・・?

コクロ島

スミスの工房に戻ったグリードの元にトヴァンが訪ねてきていました。

トヴァンの目的は”炎の盾”を作ってもらうこと

製作方法はすでに手元にありますが、

問題はそのメイン素材となる火石が足りないことです。

 

マイナーのスキルではどんな鉱物も見つけられます。

ですが、そのためには具体的な場所などが必要です。

 

とにかくマイナーに場所をある程度特定しろと言いつけてあるから当分待ってろ。

そうグリードが諦めきれないトヴァンに言った瞬間、マイナーが工房に飛び込んできました。

なんと火石の在処がわかったと言うのです。

 

その場所とはコクロ島。

ここから一週間ほどかかる場所ですが、フライを持つグリードなら3時間ほどで行ける場所です。

 

行こう。

立ち上がったグリードをなぜかトヴァンが止めます。

一体なぜ”炎の盾”を欲しがるトヴァンが彼を止めるのでしょうか?

 

その理由はコクロ島にあります。

コクロ島は銀騎士ギルドの統制エリアです。

もしも無断で侵入すればギルド戦に発展することでしょう。

 

国家対抗戦に向けてそれは避けたいとトヴァンは困ったように笑います。

時間と金がかかるでしょうが、交渉をするしかありません。

とにかく場所がわかってよかったとトヴァンは溜息を吐きます。

 

律儀で義理堅いトヴァンの背中を見送ったグリードはカンに当分工房を空けると相談しました。

カンももうグリードがなにを考えているかはわかっています。

 

新たに手に入れたジップアップパーカーに着いている隠れ身のスキル。

これがあれば誰にも気付かれずに火石を持ち帰ることも簡単でしょう。

 

それから現実世界の時間で2日後

国家対抗戦の火蓋が切って落とされました。

にゃあ

グリードって実は結構義理堅いですよね。

炎の盾は出来るのでしょうか?

『テムパル~アイテムの力~』87話の感想・考察

国家対抗戦に向けて期待の高まる87話でした。

たしかにブラハムがパブラニウムを渡す条件は4つの宗教から祝福を受けることでしたよね。

それがあの戦いでダメになってしまいましたが、

さすがグリード。ただでは転びません。

まさかマイナーを使ってパブラニウムを探すとは思いませんでした!

すでに7つのパブラニウムを手に入れているグリード。

国家対抗戦でどんな活躍を見せてくれるのでしょうか?

88話も楽しみです!

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