テムパル~アイテムの力~【81話】ネタバレと感想!

この記事では『テムパル~アイテムの力~』の81ネタバレ感想をお伝えしていきます。

全話一覧まとめはこちら
前回 今回 次回⇨
80話 81話 82
ネタバレはしてほしくない!という方はご覧にならないでくださいね。

 

騒動のことを聞いても巧は何も驚きません。

それよりいま攻め込んできている4番目と5番目の使途が祝福が出来るかどうかが気になっているようです。

祝福などが出来るのは1番目の使徒だけだとユラから聞くと巧は彼女を追い出しました。

 

その頃ヴァイラン村は戦火に包まれていました。

アイリーンとグリードの結婚、ツェダカギルドの動きにより

ヴァイラン村は村から都市へと生まれ変わるところでした。

しかし<マステレポート>がヤタン教により開かれ、その進化は夢に消えました。

 

攻め込んできたヤタン教の信者は160レベル以上の1000人を超えます。

彼らの放つ黒魔法、毒霧により一気に地獄と化しました。

もちろんユーザーやNPCは逃げまどい、ログアウトする者や門へと急ぐ者もいます。

しかし、それを許すヤタン教ではありません。

門に待ち構えた信徒たちが彼らに容赦ない攻撃を加えます。

 

そんな中、ジシェカたち、ツェダカギルドのメンバーは必死に戦います。

城壁の高いところに上り、無数にいる信徒たちに攻撃を与えますが相手は1000人を超えます。

しかも城壁に攻め込んでくるのは200レベル以上の高位信徒たちばかり

 

どうすればいい、目の前の光景に絶望し始めたとき

トゥーンやフェイカーなど新参者のハイランカーたちが信徒たちを薙ぎ倒し始めます。

戦場が少しずつ彼らのおかげでツェダカギルドが優勢になり始めました。

 

ですが、そのすぐあとに城の門がぶち破られました。

まさかヤタン教の援軍かと血の気が引きます。

しかし、その心配は杞憂となりました。

わん
ヴァイラン村は混乱の渦の中ですね・・・
早く援軍に来て欲しいです!

強力な援軍

城の門をぶち破ったのは輝くオーラを背負うレガスです。

状況を把握したレガスはその場をすべて引き受けると宣言しました。

さらに周囲のメンバーに村の援護に向かうように指示を出します。

 

その頃、ジシェカはベントナーと共に敵を倒して回っていました。

無数に溢れる信徒たちにジシェカは弓を引きながら目的地へと向かいます。

向かう先は正門。

ジシェカの持つ技ならば正門に群がる信徒たちを掃討することができます。

 

そのために必死にジシェカの周りの敵を薙ぎ払うベントナー

しかし、筋力にステータスを全振りしたせいで防御が出来ず、生命力がもうほとんどありません。

自身の判断に後悔しながらも様子がおかしいことにベントナーは気付いていました。

 

攻撃が思った以上に敵に効いていないのです。

これはデバフ効果を持つボスがどこかにいる。

そう確信をしたベントナーの前に4番目の僕、ニベリウスが現れます。

 

年老いた細い男性のニベリウスが笛を吹くと集中力やバランス感覚が失われます。

ベントナーの予感は的中。

マラクサス以上の迫力があるニベリウスがデバフ効果のある笛を吹き続けていたのです。

 

ギルドメンバー全員で辛勝したマラクサス以上の強敵。

相手をするのは生命力ギリギリのベントナーとジシェカ。

あまりにも相手が悪すぎます。

そこへイベリンが現れますが、ニベリウスの笛の前に倒れてしまいます。

 

ようやく現れた援軍、イベリンもダメだと諦めかけたその時

倒れこんだイベリンの体がふわりと浮き、ニベリウスの脇腹に一筋切り傷が付きました。

 

フェイカーです。

 

しかし、フェイカーの攻撃は笛の攻撃のせいでかすり傷になってしまいました。

これで4人。それも子のメンバーならなんとか相手が出来る。

そうベントナーとジシェカも武器を構えますが、フェイカーは前を見つめたまま、首を横に振りました。

にゃあ

颯爽と現れる姿がフェイカーの魅力ですよね!

クールでかっこいいです!

会心の一撃

さぁ、4人で立ち向かおう。

そう意気込んだベントナーにフェイカーが告げたのは彼の持つ使命です。

 

守護騎士ベントナーが持つ使命

それはギルドマスターを守り切ることです。

 

ジシェカが持つこの戦いにおける使命を達成させるその時まで

ベントナーは彼女を守ると決意を決め、その場をフェイカーとイベリンに任せます。

そして、まだ無数の敵がいる中を先陣を切って走り出しました。

 

その頃、鍛冶職人のスミスは窮地に追い込まれていました。

グリードに手を貸したことで討伐対象となっていたのでしょうか?

戦闘職ではないスミスの元に2名のヤタン教の信徒が襲撃してきました。

 

ある程度腕に覚えのあるスミスにならば、ここまで追い詰められなかったでしょう

しかし、スミスはその襲撃に気付かないほど集中していたことがありました。

 

”特級ヤパ矢”

 

グリードに触発されてスミスが作り上げた一級品です。

50年間下級鍛冶職人として燻っていたスミスにとって人生最高の傑作でした。

ヤパ矢を完成させたことで、もうスミスには思い残すことはありません。

さぁ、殺してくれ。

 

覚悟を決めたスミスが目を閉じたその時、聞こえないはずの声が聞こえてきました。

 

生涯下級鍛冶職人だと諦めていたスミスを上級職人まで手を引いてくれた人

誰よりもグリードのことを尊敬していると言っても過言ではないでしょう。

そんなスミスを助けに来たのはグリード本人でした。

 

”特級ヤパ矢”を手にして笑うグリード。

しかし、スミスは信徒たちから受けた傷によりもう意識が朦朧としていました。

 

最後にお前に会えてよかった

もっと一緒に鍛冶を続けたかった

 

そう言い残してスミスが目を閉じようとしたその時、グリードの元にクエストが届きます。

それはスミスの熱い思いが与えた、特別クエスト。

カンの時と同じです。

 

もっと仕事が、鍛冶がしたいと願うスミスの想い

それが溢れ出したクエストにグリードはスミスに背を向けました。

 

幸いスミスの傷は軽傷です。

正しい処置をすれば、命は助かるでしょう。

 

熱い思いを抱く鍛冶仲間の未来を砕こうとするヤタン教

大切な仲間のために彼らをすべて退けることにしました。

わん

グリード来ました!

次は無双が始まるのでしょうか⁉

『テムパル~アイテムの力~』81話の感想・考察

手に汗握る81話となりました!

高レベルユーザーばかりいるヤタン教信徒たちを相手にもうダメかと諦めた瞬間

現れたトゥーンとフェイカーはかっこよかったですよね!

そんな中、広範囲攻撃を打つために目的地に向かうジシェカも窮地に陥りました。

ですが、そこにフェイカーが現れて!

今度はスミスが死を覚悟したその時に現れたのは

グリード!

どんでん返しの繰り返しでしたが、最後にグリードはヤタン教を一掃することに決めました。

これは82話にも期待が募りますね!待ちきれません!

全話一覧まとめはこちら
前回 今回 次回⇨
80話 81話 82話