テムパル~アイテムの力~【70話】ネタバレと感想!




この記事では『テムパル~アイテムの力~』の70ネタバレ感想をお伝えしていきます。

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ネタバレはしてほしくない!という方はご覧にならないでくださいね。

予想外の持ち主

トヴァンは目の前の光景に目を疑いました。

アスカやブラックテディの攻撃を受けているのはグリードだったから当然です。

いくら新人とは言え上位ランカーの2人の攻撃は教皇との戦いでアイテムを消耗したグリードには辛いものでした。

そこでグリードが取り出したのは秘密兵器。

 

あまりにも眩しい閃光にその場にいる誰もが目を閉じました。

 

その光が晴れた先、グリードが身に纏っているのはあの聖なる武具一式です。

 

 

教皇から奪うはずだった聖なる武具一式が目の前にあり、トヴァンは驚きを隠せません。

ですが、グリードが持って移動していたのならクエスト内容が変更になったのもうなずけます。

 

ほんの少し前には100レベルにも達しなかったグリード。

一体どうやって教皇を倒したのかはいまは重要ではありません。

事情を話して武具を借りよう。

トヴァンはグリードに向かって走り出しました。

わん
まさかの持ち主ですよね。トヴァン、よかったね!

予想外の強敵

聖なる武具を見てもなお襲い掛かってくるアスカを吹っ飛ばしたグリード。

ですが、その途端大きな白熊が襲い掛かってきます。

上位ランカーレベルの強さを持つ白熊。

その召喚者はもちろんブラックテディです。

 

白熊をバーサーカーモードにしたブラックテディはグリードを攻撃させます。

ですが、もちろんグリードの敵ではありません。

 

それどころか完全に堪忍袋の緒が切れたグリードは大剣を振りかざし2人の頭上に飛びあがりました。

 

少し逃げ腰だったアスカにまず剣を振りかざしますが、乱打戦、持久戦はアスカの職業狂戦士の得意な戦いです。

すぐさま得意の乱打スキルを繰り出しました。

 

<ファグマの剣舞><連>

 

乱打はグリードにとっても十八番の技でした。

にゃあ
さすがグリード。圧倒的です・・・

企み

聖なる武具を纏ったグリードにとっていくら上位ランカーでも敵ではありません。

一体どんな目的で襲って来たんだとアスカを問い詰めるグリードの前に邪魔者が飛び出しました。

 

トヴァンです。

 

怒りの矛先はもちろんトヴァンに向かいますが、飛び出したのは彼自身の意志ではありませんでした。

なんと対象を操る能力リンカーであるボックスがトヴァンを操って割り込ませたというのです。

 

実はこの能力、ボックスの必殺技でした。

ですが、その持続時間はたったの3秒。

モンスターなら5分。ユーザーでも30秒は操れるはずでしたが、トヴァンはそうはいきませんでした。

 

クールタイムは2時間。

使うタイミングを誤ったかなと思うボックスにグリードと交渉をしていたトヴァンが話しかけてきました。

 

聖なる武具のセットを売ってほしいと頼みましたが、提示されたものは想像の10倍以上。

買い取るのは不可能だと考えたトヴァンがあることを決意したのです。

 

ここで買い取らなければクエスト報酬の武器は手に入りません。

グリードに頼んでいる武器が完成するのはいつだかわからない以上、それは避けたいところです。

ですが、反対に買い取るだけの資金はもちろんありません。

 

それなら選ぶ道は一つ。

ボックスがこっそりとユーザーチャットで提案してきたグリードを倒す提案に乗るしかなかったのです。

 

ボックスに操られたフリをしてグリードにトヴァンは襲い掛かりました。

わん
究極の選択ですね。ですが、嫌な予感がするのは私だけでしょうか?

『テムパル~アイテムの力~』70話の感想・考察

なんだか背筋がぞーっとする70話でしたね。

一瞬、グリードのおかげで簡単に終わるかに見えたトヴァンのクエスト。

ですが、もちろんグリードが簡単にアイテムを譲るわけがありません。

ギルド内の信頼を失墜する可能性まである道をトヴァンは選んでしまいました。

気になるのはなぜボックスやアスカたちはグリードと戦うことを望んでいるのでしょうか?

なんだかいろいろな思惑が蠢いているような気がしてなりません。

71話からも目が離せませんね!

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