この記事では『テムパル~アイテムの力~』の53話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
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『テムパル~アイテムの力~』53話のネタバレ
戦力アップ
レガスとフォンは槍の材料を買いに来ました。
しかしグリフィンの腱は普通の店にはなく、競りでは高くてフォンには3つ分の材料を買うのが限界です。
お金があれば力になれたのに…と嘆くレガス。
簡単に金を貸したりするのはやめろとフォンが言うと、普段ウィンストーンには居ないはずのジャイアントギルドのメンバーがいました。
マスターであるクリスが、フェドロの領主になったと言う話を聞いていたフォンは何かあるのかと怪しんでいます。
LTS時代はツェダカギルドが強かったものの今ではジャイアントギルドは最大級のギルド。
その事もあり、材料だけ買って帰ろうとします。
しかし、腱はジャイアントギルドが上げたものしかなくフォンは怒るのでした…。
フォンとレガスが鍛冶場へ戻るとアタリ!ハズレ!と周りが騒がしくなっていました。
ベントナーに状況を聞きます。
するとベントナーは、フォンに良いだろと言わんばかりの表情で斧を見せました。
フォンはその斧に驚きます。
そしてグリードの「鑑定」スキルで隠れていた機能を見つけてもらったことを聞くと、フォンはすかさずグリードに今までの槍を見てもらいますが…
ギルド全体でも300個中3つしか当たりは出ず、フォンの武器も残念ながらハズレでした。
それでも数時間でギルドの戦力が上がったことにより、メンバー達はグリードを優先して探して良かったと感じています。
一方グリードは数時間で1万ゴールド(現金で100万円)稼ぐことができ、更に数百種類ものアイテム理解度が上がりとても喜んでいました。
そして夕方になりグリードはフォンの槍製作、他のメンバーはハントに出て行きます。
メンバー同士で話していると、とても明るくてゲーム上だとしても友達みたいだ…とグリードは感じていました。
ユニーク等級
<ファグマの末裔>は戦闘職業にも負けない位の力がありますが、力が最も発揮されるのは鍛治職人の時。
グリードはフォンの槍製作に打ち込んでいました。
ミスリルを製錬するには1820~1840度と言う絶妙な温度加減が必要です。この技術は上級鍛治職人3レベルから可能な技術でした。
この溶鉱炉の色を見ながら有紗よりキレイだ…と目を輝かせて呟くグリード。
続けて<名もなき鍛治名人のハンマー>を使い槍を制作していきます。
このエピック等級のハンマーを使うようになってから高い等級のアイテムは出やすくなっていましたが、いつかはこのハンマーもアップグレードしなければと考えていました。
3日後、フォンが槍を受け取ろうと鍛冶場に来ると既にツェダカギルドのメンバーが来ていました。
グリードがギルドチャットに槍製作を失敗した事を送っていたことから、ベントナーがフォンに冷やかしを入れます。
そこに徹夜で作業したグリードが3本の槍を抱えて出てきました。フォンに失敗した事を謝ります。
仕方ない…そう思いながら槍を見てみるフォン。思わず驚いてグリードを見ます。
なんと、そこにはエピック2本、そしてユニーク等級の槍が出来上がっていました。
制作では普通ユニーク等級が出ないことから他のメンバーもかなり驚きます。
ユニーク等級の槍には攻撃力、耐久力が上がり更に付加スキルも加わっていました。
フォンはその槍を早速振りかぶり、自分にとってとても理想的な武器だと感じ、改めてグリードにお礼を言います。
ジシュカも喜びのあまりグリードに抱きつきました。
更にフェイカーが力試しにとフォンに攻撃を仕掛け、早速この武器達を使ってみます。すると、スピードもフェイカーに引けを取りません。
それに負けじとベントナーもフォンに攻撃を…
この状況を見たカンは鍛冶場で何しているんだと一喝しました。それで我に戻るグリードでした。
それにしてもグリードのこの職業はかなり凄いなと思ってしまいます。
一番のカモは…?
フォンはこの装備に出会うのは初めてで、値段をつけるのを迷っていました。
そんなフォンが提示した額は80万ゴールドでした。
それは現金換算にすると9千6百万円もの金額。
グリードは、以前レジェンダリーの<無我境地の件>を22万ゴールドで売ったことを思い出して4倍もの値段に驚きます。
これきにはフォンの事をカモ2号だなと不敵な笑みを浮かべるグリード。
しかし、一番のカモは数百万ゴールドするレジェンダリーの武器を、22万ゴールドで売ったグリード自身だったのです。
けれどこの過程があるから今があると思うと良かったかなと思います!
それに気づいてないグリードは、エピック2本をサービスします。1本15万で考えていたフォンは驚きました。
ジシュカもそれにはグリードの事を見直し、知れば知るほど底知れないと感じます。
そのやり取りを影で聞いていたジャイアントギルドのメンバー。
そしてグリードの事を「名も無き匠」ならツェダカギルドに奪われる訳にはいかないと、この事をマスターに知らせるのでした。
『テムパル~アイテムの力~』53話の感想・考察
ウィンストーンの地をジャイアントギルドメンバーがうろついていたり、鍛冶場での様子を見聞きしたりしているのを見るとこれからグリードを奪い合うのかなと考えてしまいます!
戦力が上がったツェダカギルドとの戦いが見ものになるかもしれませんね。
そしてフォンの槍もとうとう出来上がりました!
レジェンダリー出なければ失敗と考えているグリードでしたが、ユニークでも十分凄いですよね。早くこの槍を使った戦いが見てみたいです。
後はグリード自身がまさかのカモでした…。この事実を知ったらかなり稼げたとショックが大きいでしょうね…。
次回の展開も気になります!
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