リターン~ある外科医の逆襲~【55話】ネタバレと感想!




この記事では『リターン~ある外科医の逆襲~』55話ネタバレ感想をお伝えしていきます。

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ネタバレはしてほしくない!という方はご覧にならないでくださいね。

『リターン~ある外科医の逆襲~』55話のネタバレ




プライドをかけた戦い

「五十嵐くん、少し話せるか?」

吉川はそう言って五十嵐を手招きしました。

「そろそろ諦めるんだ」

驚く五十嵐に対して吉川は、加納が回復する見込みはないことを伝えて、退院させるように説き伏せる協力を申し出ました。

「ですがチーフ…!」

加納の息子が来るという希望を捨てきれない五十嵐の気持ちを見抜いた吉川は、その可能性がほとんどないことも指摘しました。

「来るならとっくに来ているだろう」

吉川のその言葉に、五十嵐は反論すら出来ません。

なにより、加納を特別待遇しつづけることを良く思わない教授がいること。

このままでは五十嵐の評判も悪くなること。

吉川は現実的な問題を指摘して五十嵐を説得しようとしますが、

「だからと言って患者を野垂れ死にさせるわけにはいかない」と五十嵐は静かに切り出します。

「自分は、金を稼ぐことが目的で医者になりました。

ですが

自分が担当した患者は、最後まで責任を持って治療したい。」

五十嵐は吉川をまっすぐに見てそう告げると、頭を下げました。

「心配して頂いてありがとうございます。生意気言って申し訳ありません」

去っていく五十嵐の背中に、吉川は「彼の言う通りだ」と歯を食いしばりました。

わん

五十嵐の真っすぐな言葉に、吉川もそれ以上は彼の行動を止めることはできなかったようですね。

というよりも、止めてはいけないと思ったのでしょうか。

五十嵐の気持ちが伝わって、周りからも熱意が返ってくるように思います。

 

最善を尽くす努力

翌日の午後、加納の容態は急変し、彼は帰らぬ人となりました。

俯いて時刻を確認し、死亡宣告をする五十嵐。

美穂は涙を流して加納の死を悼み、五十嵐の心境を気遣いました。

医者をしている限り、一日に何人もの最後を看取ることもある。

だから、自分たちは最善を尽くすしかないのだ、と五十嵐は言葉にしました。

にゃあ

辛い現実でも、受け止めなくてはいけません。

最後の一瞬まで頑張れたことを、誇りに思うべきなのでしょうか。

医療という仕事の大変さを、改めて思い知らされます。

 

五十嵐についての調査チーム

理事長の秘書は、五十嵐のミスを掴むための調査チームを編成しました。

集められた教授陣は、「今回のケースはよくあることで特に調査の必要はないのでは?」と不信感を露わにします。

「どちらかというと研修医である五十嵐よりも、救急センターの対応の問題だったのでは?」

続く疑問には取り合わず、「あくまで五十嵐の診療に問題があったかどうかを徹底的に調査してほしい」

秘書は鋭い視線を教授たちに向けました。

わん

自分の信念を基に頑張る五十嵐と対比して、こちらは随分あくどいですね!

しかし、どうやら秘書の思惑通りにはいかない様子…?

「これはどういうことです?」

医療カルテを見ていた一人から疑問の声が上がり、秘書はにやりと口元を歪めました。

「何か問題でも?」

「いえ、問題と言うより…とても研修医とは思えない対応ですね」

その言葉を聞いた秘書は、眉間に皺を寄せます。

教授陣は口々に「完璧な処置だ」「理に適う対応だ」「素晴らしい」と五十嵐の対応を褒め称えました。

その和やかな雰囲気に、秘書は「彼のミスを探してください!」と声を荒げますが、

どこを探しても、ないものはありません。

教授陣は、理事長に盾を突く気はないものの「この処置にケチをつけたら医師として失格だ」と席を立ち解散しました。

それに焦ったのは秘書の方です。

にゃあ

こんな理事長と秘書の下で働いているのに、素直に五十嵐を称賛する教授陣の様子は、可愛らしくも感じました。

しかし、このままでは秘書の立場も危ういですね。

トップが最悪だと、周りは本当にしなくてもいい苦労をさせられますね。

このままでは理事長の機嫌を損ねることになる。

ミスをでっちあげてでも、彼を満足させる報告書を作らなければなりません。

 

先輩としてのプライド

「五十嵐くんの何を聞きたいんです?」

吉川の冷たい態度に、秘書は驚きました。

先週とは打って変わって強気な吉川に対して縋るように「五十嵐先生のミスを…」と促すものの、

「ありませんよ、そんなもの」と変わらず冷たい対応をし続ける吉川。

吉川の態度に、「そんな態度でタダで済むと思うんですか!?」と秘書は青筋を立てて怒り出しますが、

自分が今年いっぱいの契約であることを告げた吉川は、「こんな病院、こちらから願い下げです」と取り付く島もありません。

わん

五十嵐の熱意に感化された吉川の毅然とした態度にスカッとしました!

吉川にはもっと良い病院で活躍してもらいたいものです。

秘書は、当てつけのように大きな音を立てて扉を閉めて去っていきました。

そんな秘書を吉川は鼻で笑い、デスクトップに表示された記事を見て微笑みました。

”大日病院の心優しい医師”

そのタイトルと共に掲載されていたのは、五十嵐の写真だったのです。




『リターン~ある外科医の逆襲~』55話の感想・考察

加納の願いは叶わなかったものの、人生の最後にこんなにも良い医者に看取ってもらえたことは、

十分幸せだったのではないでしょうか?

五十嵐のもつ熱意や力が、確実に周りへと良い影響を及ぼしているように感じます。

身近な人が日々困難に立ち向かっていく姿には、勇気がもらえますよね。

また、五十嵐の真摯な姿を見ていたのは院内の人物に留まらなかったようです。

素敵な見出しと共に添えられた五十嵐の写真がそれを物語っています。

しかし、この記事が理事長陣の目に触れるとなると、厄介なことになりそうです。

次回は良い方に転ぶのでしょうか、それとも…?

続きが気になりますね!

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