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この記事では『リターン~ある外科医の逆襲~』の51話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
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『リターン~ある外科医の逆襲~』51話のネタバレ
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執刀医不在の手術
「暁教授!」
床へと倒れ込んだ暁に、手術室は騒然となります。
脈をみた五十嵐は「心筋梗塞です!」と告げて、急いで救急医療チームに連絡するように促します。
前世でも心筋梗塞で苦労していた暁のことを思う五十嵐。
「徹…」
二階堂の呼びかけに五十嵐が振り返ります。
「この後、どうするんだ?」
部屋に残されたのは、五十嵐と二階堂、それからアシスタントが一人です。
突然の展開ですね!
手術はどうなってしまうのでしょうか…!
部屋に残っているのが、宮崎ではなくて二階堂で本当に良かったです。
「どなたか他の先生は?」
アシスタントに確認をとると、別の手術中あるいは学会出席により出払っているようで、助けを求めることはできそうにありません。
この手術の続きは、五十嵐と二階堂の2人でやらなくてはならないのです。
「…俺が執刀する」
患者を救うためにも
「いくらお前が天才でも、執刀なんて無理に決まっているだろう!」
二階堂は無謀に聞こえる五十嵐の宣言に怒ります。
「…二階堂、俺を信じてくれ」
五十嵐は一刻を争う事態に、そう告げることしかできません。
「俺ならできる!だから…力を貸してくれ」
二階堂はその言葉を聞き、一瞬黙ったあとに五十嵐を睨みつけました。
そうして絞り出すように「…ああお前ならできるよな。今までもそうだったんだから」と呟きます。
優秀な五十嵐に嫉妬しているのでしょうか?
それとも…?
二階堂の感情はわかりそうでいて分かりづらく、疑問点が残ります。
「あの先生…?何をするつもりですか?」
五十嵐と二階堂の行動をみて、アシスタントは驚きます。
二人だけの手術が行われることを知ると「無茶ですよ」と慌てて止めようとしますが、五十嵐は「肝臓の鮮度を考えるとこれ以上の遅れは許されない」と伝えます。
「無理だと判断したらすぐ中止しますので」
そう告げて手術の準備を進める五十嵐に、アシスタントは狼狽えます。
「何もせずに待っているよりマシでしょう。責任は自分が取りますから」
再度、五十嵐は手術の続行を宣言しました。
「…本当にお前が責任を取るんだな?」
二階堂がそう言って念を押すと、手術がスタートします。
10年ぶりの肝臓移植
”目の前で患者が死にかけているんだぞ!”
”余計なことを考えている場合じゃないだろう!”
五十嵐は雑念を振り払うと、懸命に手を動かします。
「せ、先生…血管縫合のご経験があるんですか?」
五十嵐の手際をみて、アシスタントは驚き、状況が飲み込めずにいるようです。
その様子をみた五十嵐はこれ以上は誤魔化せないかもしれないと嘆きますが、患者の命がかかっている手前、失敗なんてできません。
確かに自己保身も大切ですが、人の命を前にしたら手は抜けないですよね。
五十嵐、外科に向いていると思いますよ…。
「暁教授が倒れただと!手術は…患者はどうなった!?」
五十嵐の手術が終わるころ、別の手術を終えた教授が部屋へと駆け込んできました。
「患者は無事です、研修医の先生が…」
「問題ありません。暁教授が倒れたのは手術がほぼ終わった後でした」
アシスタントの言葉を遮るように五十嵐がそう告げます。
五十嵐の言葉にアシスタントは驚きますが、それ以上はなにも言いませんでした。
「患者が助かって何よりだ。後は任せてくれ」
手術箇所を確認した教授は、その完璧な措置に感心します。
なんとか誤魔化せたと悟った五十嵐は「あとは二階堂に話をしよう」と、手術後の二階堂を呼び止めました。
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『リターン~ある外科医の逆襲~』51話の感想・考察
暁のことも心配ですが、なかなか波瀾に満ちた回でした…!
手術が成功してなによりですね。
この状況を乗り切ることに全力を注いだ五十嵐は良いやつだと感じました。
感情は読みづらいものの、協力してくれた二階堂の存在も心強かったですよね。
(アレッまさか、二階堂は本心では五十嵐の失敗を望んでいたりしたのでしょうか…?)
作中の要所要所でさりげない疑問点を残す二階堂というキャラクターには、今後も注目ですね。
そんな二階堂に話をしようとする五十嵐は、どんなふうに何を語るのでしょうか?
次回も気になります!
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