想像もできなかった令嬢の人生【44話】ネタバレと感想！

この記事では『想像もできなかった令嬢の人生』の44話のネタバレと感想をお伝えしていきます。

自分で出来ることは…

「マカイラ令嬢も何か飲みますか？」

「お気遣い頂きありがとうございます。でも自分で取りに行きますから。」

テリオに言われますが、丁重にお断りするピネア。

内心では、これくらい、ほかの子息達も自分でやりなさいよ！と思います。

その様子を見ていたテリオは、

”私がここに来られるのは今年で最後…マカイラ令嬢に会えてよかったわ。ピネアがこれからどんな大人になるのか楽しみね！”

と思いました。

「ピネア様は偉いんですね。私がその年頃の時は…何とかしてお姉様達に勝とうと必死だったんですよ。」

ヒソヒソとピネアに話をしてくれました。

「偉いなんて…そんなことありませんよ。私は出来ることは自分でやった方が良いと思っているんです。」

「ところでテリオ様…周りに人がいないか見張っててもらえませんか？弟にクッキーを持ち帰ると約束したんです！」

ふふっと笑い微笑ましいを思いながら、テリオはピネアに協力します。

大人たちのダンス

「ピネア、あれをみて！」

ピネアはローラに言われ、大人たちに目を向けます。

そうすると、素敵な音楽と共に、優雅に踊る両親の姿が目に映りました。

”うわぁ～！素敵だけど何だか照れくさいわ！”

そう思いながらも、大人たちの踊る姿からは目を離せません。

「ローラのご両親もいらっしゃるの？」

「あちらです！」

ローラに教えてもらい、ローラの両親の踊る姿を見ましたが、こちらの夫妻のダンスもとても素敵です。

「いつか私たちもあんな風に素敵な方と踊れるのかしら？」

テリオは大人たちの素敵なダンス姿を見て、そう言いました。

舞踏会の主人公

「この舞踏会の主人公がまもなく登場する！」

その言葉を聞き、主人公とはいったい誰だろう？と思っていると、

「そりゃピネアと殿下だろう？」

「ええっ！！」

隣にいた兄から言われ、ビックリするピネア。

「ピネア、そろそろダンスの時間よ！」

「いっ今からですか？」

驚きを隠せないでいるピネア。

本来なら、子供は舞踏会では踊れないことになっているはずですが…

今回は特別に皇子と踊る事になったようです。

しかも特別なので、皇子とピネアの他には一緒に踊る人もいない様子です。

”どうして周りに誰もいないの？皆は踊らないの？”

困惑しているピネアに皇子は言います。

「ピネア、俺の手を取って」

「こんなの聞いてません！」

戸惑いながら皇子に言うピネア。

「お母様とお父様に秘密にしなさいって言われたんだ。その方が面白いからって。」

どうやら皇帝陛下と皇后陛下のお楽しみにされていた様です。

”もう～！面白いからって良い大人が子供をダシに遊ぶなっつーの！”

ピネアはそう思いますが、ここで逃げ出す度胸もないためどうすることもで出来ません。

そしてすぐに曲も始まり、皇子とダンスを踊りはじめました。

『想像もできなかった令嬢の人生』44話の感想･考察

ピネアは自分で出来ることは貴族だからと甘えたりしないで、自分でしたりと偉いですよね！

ピネアにとっても今回の舞踏会は社交界デビューの場なので、緊張する場面の連続で疲れも溜まっていそうですが…

でも、この舞踏会が終わるまでは何とか頑張って欲しいですね。

大人たちのダンス、とっても素敵でした！

そうそうたる貴族が集まっているので、着ている衣装も皆華やかでとても綺麗です。

そんな素敵な方々の踊るダンスは本当に素敵な姿でした！

ここにいる子供達も、将来相手を見つけてこんな風に素敵に踊るのかな？と思うと将来が楽しみになります。

そして、子供は踊る事がないと思っていたのに、突然踊ることになったピネアです。

今日の今日まで秘密にされていたとはとんだサプライズですね！

皇子も実は結構楽しみにしていたのではないでしょうか。

幼い二人の踊る姿もかわいいです。

しかし、他に踊る人もいなく、二人で踊るとは…周りから見ると注目度抜群ですね！