お兄様を誘惑するつもりだったのに【29話】ネタバレと感想!

この記事では『お兄様を誘惑するつもりだったのに!』29ネタバレ感想をお伝えしていきます。

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ネタバレはしてほしくない!という方はご覧にならないでくださいね。

光の先は、謎の街!?

森の向こうの光に向かって進んで行ったところ、見知らぬ街に出てしまったクララ。

建築物や人々の様子から、ここがベローナではないことにすぐ気が付きました。

人々の身なりからしてここは平民が住むところではなく、パリスでもないようでした。

森を一歩出た途端街の中心部に出てしまったことに驚きを隠せない彼女は、ここは異世界なのではないかと疑います。

わん
そもそもクララは転生者ですが、そこのまた異世界となると
一体どこに出て来たというのでしょうか?

とりあえず元の場所に戻ろうと道を引き返した彼女は、謎の光を再び潜り抜け、森の中へと帰ってきました。

そうしてふと振り返ると、なんと今通って来たばかりの脇道がすっかり消え失せていたのです。

彼女は、幻を見ただけだろう、と自分を納得させます。

にゃあ
道を通ったらすぐに消えてしまうなんて…
彼女が森に戻る前に消えてしまわなくてよかったです。

歩いても歩いても森の出口は見つからず、いつの間にか大粒の雨が降ってきました。

そんな時、遠くから彼女を呼ぶ声が聞こえてきました。

助けの声に安堵した彼女は返事をしようとしますが、後ろから誰かに手を掛けられ、驚いて倒れてしまいます。

彼女が振り向いたところ、皇子が困惑した様子で彼女の前に立っていたのでした。

クララを心配するバスティアン

クララを心配する様子の皇子でしたが、続いてやって来たバスティアンが2人を見つけ、皇子がクララに何かしたのだと誤解します。

怒りの余り皇子を突き飛ばすバスティアンでしたが、クララが必死で彼の誤解を解くのでした。

わん
バスティアンと皇子はもともと2人でいたのですから
皇子が彼女に何かする暇なんて、そもそもなかったはずですよね。

突き飛ばされて怪我をしていないか皇子を心配するクララですが、バスティアンはそんな彼女を抱きしめます。

そして彼は、どれだけ探したと思っているんだ、と彼女に言いました。

息も絶え絶えでバスティアンを追ってきた侍従たちを見て、彼が必死で自分を探してくれていたことにクララは気が付きます。

ピクニックを台無しにしてしまったこともあり、彼女は謝罪しながらついため息をついてしまいました。

しかしそんなクララに対し、自分は怒ってなどいない、とバスティアンは彼女に言います。

それでも、バスティアンと皇子が親しくなる機会を奪ってしまったと悲しむクララ。

バスティアンはそんな彼女の頭をそっと撫で、また来ればいい話だ、と彼女に優しく言うのでした。

彼が自分の事を考えてくたことにクララは感謝し、照れ隠しで彼は早く帰ろうと催促しました。

にゃあ
以前にも増してバスティアンはクララを大事に想っているようですね。
でもまだ彼女の気持ちを素直に受け入れることは出来ないようです。

皇子が犠牲に!?

翌日になり、侍女たちからバスティアンが森を焼き払おうとしていたことを聞かされるクララ。

彼女にもしものことがあったら、侍従や侍女たちまで罰するつもりだったようでした。

わん
元はと言えば、侍従たちではなく
クララを一人にしたバスティアン自身が悪いのですが…

クララは侍女たちに謝りつつ、昨日見た不思議な街の幻覚について思いを馳せるのでした。

また、彼女の体調をやけに心配する様子の侍女たち。

クララが訳を尋ねると、なんと皇子が昨日の雨のせいで風邪を引いているとのことだったのでした。

『お兄様を誘惑するつもりだったのに!』29話の感想・考察

森の中の謎の光を潜り抜けた途端、謎の街に出てしまったクララ。

彼女はそもそも転生者なのに、さらに異世界にまで足を踏み入れてしまったのでしょうか。

また、今回も皇子がクララを助けますが、そのせいで風邪を引いてしまったようです。

バスティアンも以前より態度を軟化させていますし、これでまた皇子への待遇が改善されるかもしれませんね。

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