夏目アラタの結婚【37話】ネタバレと感想！

この記事では『夏目アラタの結婚』の37話のネタバレと感想をお伝えしていきます。

指揮官は独身主義

児相のアラタを訪問してきたのは、検察庁の桜井でした。

裁判においては、いわば敵役。

桜井は法廷に立つ指揮官として、2度も真珠から遺体の隠し場所を聞き出したアラタに興味を持ったようです。

真珠と知り合った経緯を質問する桜井に対して、元々は卓斗に頼まれて始まった複雑な事情を話すアラタ。

結婚届は最悪の選択だったと忠告する桜井。

パートナーはいますが付き合いは相手が28歳になるまで。

いわゆる独身主義のようです。

そんな考えの桜井に桃は反発しますが、何とアラタは賛同するのでした。

桃の主張

アラタの心変わりにオニ態度を取る桃。

しかし真珠と二度面会したことを確認されると一転します。

今度はアラタが桃に対して怒りの表情です。

真珠を“パール”と呼ぶ桃を妙だと感じていたアラタは、どうやら腑に落ちたようです。

父親のことを話すなど、自分には心を開いてくれたと感じる桃。

しかし桜井は多少の事実を混ぜた創作だと断定。

反社会的パーソナリティ障害として、ウソをつくことに抵抗がなく、人の心を操るのが相当に上手いと説明して、品川真珠は少女の皮を被った怪物と例えます。

幼いことからの虐待が背景かと推測する桜井ですが、アラタや桃も児相で多くの子供たちを見てきました。

児童たちは怪物でなく救いを求めて足掻くものの、児相は18歳でその関係を断ちきらなければならない。

そう桃は訴えるのでした。

パールは正直者なのか？

仕事とはいえ、心の中では割り切れないアラタ。

その表情は苦虫を潰したような顔をしています。

パールの心にはまだ希望が灯っている。

そう感じる桃はアラタの手を握りながら、真珠はウソが苦手ではと桜井に反論。

実は本当のことを沢山話していると思うのでした。

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『夏目アラタの結婚』37話の感想･考察

児相に堂々と乗り込んできた桜井。

ウソか誠は分かりませんがアラタに興味を持ったのは事実のようです。

アラタも桜井の考えにシンパシーを感じたのか。

宮前には口にしませんでしたが、敵対するはずの桜井に対して手を引きたいと本音もポロリ。

やはり真珠と深く関わるのは本能的に危険と感じているようです。

しかし、桃の指摘通りアラタに割り切れない感情があることも事実。

桃が真珠の演技に浸食されていると感じる桜井ですが、児相でキャリアを積んできたこその見解。

桃の付きつけた言葉に対して、アラタはどのような反応をするか楽しみです。