未完成婚【37話】ネタバレと感想!




この記事では『未完成婚』37話ネタバレ感想をお伝えしていきます。

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『未完成婚』37話のネタバレ




狂った愛

「植松さん、今すぐここであたしを抱きなさい」

 

旅館の一室、浴衣を着た麻美は、大貴に向かって言い放ちます。

 

妻の突然の言葉に驚く亮と、戸惑うまりか。

大貴は顔色を変えずにただ麻美の様子を伺っています。

 

「・・・麻美!」

「話は後でゆっくりしよう・・・!」

「帰ろうか」と、亮は麻美に歩み寄り、手を差し伸べます。

 

麻美はその手を払いのけ、声を上げ笑い始めました。

「あははははは、冗談よ冗談!」

 

麻美の様子に、亮はどうしたらいいか分からないという顔で立ち尽くしてしまいます。

まりかは口に手を当て黙ったまま、大貴はそんなまりかを庇うかの様に、まりかの一歩前に立っています。

 

「帰る?何言ってるの?」「これは旅行なのよ」

麻美はそう言い、おもむろに取り出した小さなナイフを、自分の首筋に近づけたのです。

 

「帰ったら、あたし死ぬから」

 

死ぬと言った麻美に「あ・・・麻美・・・」と青ざめる亮。

まりかも「麻美さん・・・!」と麻美の様子を見て震えています。

 

「わかった・・・!」

「わかったよ麻美、帰らないよ・・・、そう・・・旅行だよな!」

ナイフを首筋に当てたままの麻美を刺激しないよう、亮は麻美の言ったことに従います。

 

「行きたいって言ってたもんな!?」

「本当・・・旅行なんて久し振りだよな、麻美!」

 

麻美は亮の言葉を聞いた後、まりかを見つめ不敵な笑みを浮かべます。

「まりかさん」

「あなた・・・旅行大好きって言ってたじゃない?」

 

青ざめた表情のまりかに、麻美は畳を這いながら近づきます。

「今日は思いきり楽しんでいいのよ」

 

まりかの肩に手をかけ、顔を近づけ向かい合う麻美。

「あたしの夫と楽しんでいた時みたいに」

 

麻美のその言葉に、”どうしよう”とまりかは震えが止まりません。

大貴は静かに様子を見つめているだけです。

 

「それじゃあ、みんなでお風呂に入りましょう・・・!」

 

麻美の突然の提案を、三人は受け入れるしかありませんでした。

わん
麻美の行動は嫉妬からくるものなのでしょうけど・・・。
少し恐怖も感じてしまいますね。でも自分の夫が他の女に入れ込んでたら、そうならざる得ない気もします。

見せつける愛

亮と大貴はお風呂に浸かる準備を整え、脱衣所にいます。

「植松さん・・・」

亮が口を開きます。

 

「どうか今日一晩だけ、いてやってください」

「妻は本気なんです」

 

椅子に腰かけ、顔を手で覆い、力なく、大貴に麻美のことをお願いします。

 

「本当に死んでしまうかも・・・」

「こんなこと言える立場じゃないけど・・・」

「どうか妻を助けてください・・・!」

 

亮の言葉に耳を傾けているのか、いないのか、大貴は「・・・まりか」とだけ呟くのでした。

 

湯船につかる三人。まりかはまだ来ていません。

 

「はぁー!いいお湯!」

「やっぱり最高ね!」

温泉に浸かり気持ちよさそうにする麻美。

 

「そうだな・・・!こんないい貸切風呂があるなんて、さすがだよ麻美・・・!」

妻の死ぬ宣言に気が気ではないのか、はたまた別のことで妻に怯えているのか、亮は引きつった笑顔で麻美の言葉に答えます。

 

そこに遅れてきたまりがが露天風呂にやってきました。

「あらまりかさん、遅かったわね!」

「わざわざトイレで着替えなくたっていいのに」

 

麻美からの言葉にまりかは何も言えず黙ったままです。

 

「あなたの裸なんてどうせ見られてるでしょ?」

「あなたの夫にも、あたしの夫にも」

 

「違っ・・・」と麻美の言葉に反論する亮。

ですが「なによ?」と言われ「いや・・・!」と、それ以上何も言えない様子です。

 

話をかえるべく、亮は麻美の肌に触れます。

「キレイな肌だな麻美・・・結婚前と全然変わらないよ・・・!」

その笑顔に力はなく、温泉のせいか否か、汗もたくさんかいています。

 

「亮ちゃん」

「いつものアレ・・・して?」

麻美は笑顔で亮に話しかけます。

 

「・・・アレ?ああアレか!」

アレが分からず少し戸惑ってしまった亮。

大貴とまりかは、静かに二人の様子を見ています。

 

「そうよ」

「まりかさんと大貴さんに・・・たっぷり見せつけましょう」

 

麻美は亮と抱き合い、目線は大貴とまりかに向け言い放つのでした。

 

「・・・あっ」

静かな露天風呂内にお湯が跳ねる音と、麻美の淫靡な声が響きます。

 

「ああっ・・・」

「そこ・・・すごくイイ!」

 

「気持ちいいわ・・・!」

お風呂の中で、麻美は亮に肩もみをしてもらっていました。

「・・・だいぶこってるね麻美」

 

「あっ、ああっ」

麻美の声に居心地の悪さを感じてしまうまりか。

 

「・・・足もして?」

次に麻美は浴槽に腰かけ、足を亮に向けます。

 

足を向けられた亮は、顔は青ざめ戸惑いながらも、向けられた足を手に取り、そのまま口へと運びます。

ちゅぷちゅぷと、舐める音が露天風呂内に響きます。

 

”やだ・・・!何でこんなの見なきゃいけないの・・・!?”

 

そう感じているまりかの様子を察してか、大貴がまりかの目を手で覆います。

「・・・まりか、しばらくこうしていよう」

大貴の優しさに触れるまりか。

 

「・・・とっても気持ちいいわ」

二人の行動は止まることを知りません。

 

「ねぇ亮ちゃん」

ここで麻美から思いもよらぬ提案をされるのです。

 

「まりかさんにも同じことしてあげて?」

わん
アレって・・・肩もみかいっ!って突っ込みたくなりました。
ですが、亮はもう従わざる得ないですよね。まりかも他人の夫に近づいてしまった報いなのでしょうか・・・。
女性の復讐は怖いなと感じました。




『未完成婚』37話の感想・考察

麻美がやってくれましたね!!

旅行という名の、復讐劇の始まりなのでしょうか!肩もんで終わるなんて思えません!

もっと何かを要求してくることでしょう。

亮も逆らえず従うしかない状況で、大貴はどう行動するのか見物ですね。

まりかを守るのか、このまま亮に触らせてしまうのか。

どちらにせよ、状況はいい方向には進まないような気がしますね。

麻美も「亮にまりかを抱かせる」なんて、自分を追い込む要求をしてきそうで、今後の展開にハラハラします。

次回を楽しみに待ちましょう。

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