空母いぶきグレートゲーム【36話】最新話のネタバレと感想!

この記事では『空母いぶきグレートゲーム』36ネタバレ感想をお伝えしていきます。

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信じることの難しさ

電子戦のため、お互いが目視による砲撃戦。

「くまの」の主砲はロシア艦隊の2番艦ブリッジを直撃をしました。

ロシア艦に与えた損害は甚大。

もちろん狙った訳ではないと秋月は言いますが、「くまの」は任務遂行に専念していると蕪木も確信をします。

わん

各自の自由裁量に任せた蕪木。

ここは部下を信じるのみです。

「まや」の海老名艦長も一瞬の出来事に驚いた様子ですが、これでは両軍叩き合いの事態が想定されます。

「くまの」を援護するために面舵に進路を取る海老名は、今こそ冷静になるべきだと大竹艦長に期待をします。

覚悟のスゝメ

大竹はロシア艦隊の戦う理由を想像します。

ロシアからは戦線布告はされていない。

日本も防衛出動は出されていない。

戦闘目的が一体何なのか疑問がわいてきます。

今度はロシアの第3艦が接近してきます。

「くまの」のクルーたちは卑怯な公言ではなく、堂々と撃ち合った結果だと思っています。

ならば倒されても文句はあるまい。

それが軍人である。

大竹はもはやロシアの戦闘理由については、とやかく固執をしなくなりました。

日本と戦闘になれば同時にアメリカも敵になります。

むしろ世界大戦を闘う覚悟があるのかと問いかけるのでした。

にゃあ

日米同盟を根拠に語る大竹。

しかし前作の尖閣事変でもアメリカは積極的に介入しなかったからなぁ。

我慢の総理

霞ヶ関では目視による砲撃戦を知り、誰もが驚いています。

にゃあ

AIや電子技術のご時世に、まさかのアナログ戦闘。

便利になると却って不便になるという典型例です。

防衛出動を発出して日本の立場を鮮明にすべきと意見が出るものの、根気よく我慢する柳沢総理。

涌井統幕長は大竹のプロフィールを振り返ります。

一般大学から幹部候補の道を歩み、蕪木や海老名たち防大エリートへの対抗心が強い一方、エリートにはない柔軟な思考の持ち主。

涌井はそこを見込んで、大竹を「くまの」の艦長に推したのです。

日本が防衛出動を発出すれば、ロシアは必ず戦線布告のカードを切ることから、総理は絶対に回避しなければなりません。

一難去って

大竹は改めて自分たちの任務を整理。

砲撃の精度を競うのではなく、目的は日本を守ること。

すぐさま機雷戦を命じると、機雷敷設と同時にロシア艦隊への通告を決定します。

ロシア艦隊の足を止めるべく、一瞬のスキを突いた「くまの」ならではの作戦。

「くまの」はロシア艦隊の速やかな離脱を求めます。

わん
この辺りの大竹の柔軟性に涌井は期待したのでしょう。

3番艦が機雷に接触したのか火を吹いていますが、これ以上の犠牲は望まない。

それこそが機雷に込められたメッセージです。

大竹の願いを聞いたのか3番艦は機関を停止・転舵をします。

しかし今度は左舷前方に敵の4番艦。

その主砲は「くまの」に照準を定めます。

『空母いぶきGREAT GAME』36話の感想・考察

4対2で闘いに臨む第5群艦隊。

これまでの戦況を一度整理しましょう。

敵1番艦は「まや」の砲撃で主砲が沈黙

敵2番艦は「くまの」により艦橋が大破

敵3番艦は、機雷に接触?停止して転舵

敵4番艦は、前進して「くまの」をロックオン

大竹の指揮する「くまの」が奮戦するも、ラストは一転してピンチになりました。

高速艦の「くまの」がその機動力で振り切るのか。

それとも「まや」の援護が間に合うのか。

次の展開が気になるところですが、敵艦が前進したということは、残念ながら大竹のメッセージが届かなかったということで。

もっとも、ロシアにしてみれば、味方が攻撃されて黙っている訳にもいかないでしょう。

日ロとも先に戦闘の宣言をしたら負けという、チキンレースのような展開になりましたが、我慢比べを制する国は果たして?

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