期間限定のお姫様【38話】ネタバレと感想!

この記事では『期間限定のお姫様』の38ネタバレ感想をお伝えしていきます。

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ネタバレはしてほしくない!という方はご覧にならないでくださいね。

イクレットの回答

「素敵ですよね」

ジブリルテの、あなたが姫だったらという問いかけに笑みを浮かべて答えるイクレット。

そうですよね、とジブリルテも納得する回答のようです。

 

私が姫様を助けることができるとイクレットは続けます。

「運命的な出会いで、友達になって」

「私のものを半分分け合って、聖女様のように身分の高い方も紹介して」

 

そう続けられた言葉に、黙って聞いていたジブリルテは目を閉じます。

 

「あなたは不思議な人です」

「目を見張るほど純粋で、誰にでも好かれそう」

 

一拍の沈黙の後、顔を赤く染めるイクレット。

「そんなことないです・・・」と照れと焦りが混じった表情で謙遜します。

 

そんなイクレットに、ジブリルテはゆるやかに笑みを浮かべて話し出します。

 

機嫌が良いので私の話をしましょうと語り始めます。

何を話そうか悩むジブリルテ。

そして、イクレットに問いかけます。

自分が偽物の聖女だと知っているかと。

わん
なんとジブリルテは偽物の聖女!?
イクレットの主人公らしい純粋さに感動している暇がありません!

ジブリルテの秘密

殺した人の皮をかぶるという魔族の怪談話などではなく

そう前置きをして、ジブリルテは話始めます。

 

聖女は努力をして“なるもの”ではなく、“誕生する”ものです。

母親のお腹にいたときから信託を預かった存在。

そして誕生した未来の聖女は、すぐに両親と離れて大神殿で育てられます。

聖女は終身職で、生涯、この国のために生きていくのです。

しかし、数年前に聖女が姿を消してしまったのです。

 

沈黙の後、慎重になぜですかと、

驚きながらも言葉を絞り出してイクレットは聞きました。

沈黙の後、さあ、と短い言葉が返ってきました。

 

もちろん先代の陛下と大神殿は大変混乱。

そして大神殿は一時的な“代わり”を探しました。

能力が十分で、世間に疎い田舎育ちで、聖女を一等慕っていた、若い司祭。

「私は“代わり”に選ばれました」

 

時が経ってこの話を知っている人は少なくなりましたが、秘密の話ですよと、笑います。

 

数年は苦労し、現在も聖女”代行“と軽んじる人がいること、

どうして私だったのだろう、と時々思うことを打ちあけます。

 

前に会ったときに言っていたじゃないですか、と、自分はあくまで代わりであるというジブリルテの言葉を遮ります。

すべてが運命である、と。

 

だから、これも運命です

最初から運命で聖女になることが決まっていたに違いありません

 

自分の言っていた言葉で返されたジブリルテは思わず笑みをこぼします。

そして聖女様の笑みでイクレットに語り掛けます。

 

「この先も変わらずいてください。あなたには魅力的な人でいてほしいのです」

 

言葉の意図が汲み取れず、ハテナを浮かべるイクレット。

その真意は「授業を始めますよ」という言葉に雲隠れしてしまいます。

にゃあ
ジブリルテは聖女ではなく聖女代行だったのですね
そして最後の言葉、まるでこれから変化があるように聞こえますね・・・

婿候補

場所は変わり、メイドのアン達がリストを見ながら国や容姿について話し合っています。

そんなメイドを見てシェイリアは、自分の婿候補選びが楽しいのかと声を掛けます。

 

メイドの間で婿候補のリストが回っていることに、

皇帝陛下が私に興味がある証拠だとにこやかに笑いかけます。

笑っていながらも、今年の冬ははるか遠くに行かせるうもりみたいだと感じてはいるのです。

捨てられると心配するから、リブンとイクレットには黙っていてほしいと頼みます。

その言葉に、アンは確かにと呟きました。

 

シェイリアがリブンの場所を聞くと、庭で花の世話をしているのだそうです。

花がきれいになったとグレイスさんが喜んでいたと報告を受けます。

 

あの二人は地味に気が合うように感じたシェイリアは、リブンも自分の居場所を見つけたかもしれないと考えます。

 

イクレットも、聖女に教えを受けていますし、シェイリアは・・・。

先生がいないのは、とりあえずラファエルのせいだと頭を抱えました。

 

はっと気が付けば、ラファエルは今日もサボっています。

逃げたのでは?と疑うシェイリアですが、魔法使いは一人ではありません。

 

嫌ならやめなさいとスパッとラファエルへの思いを切ります。

 

日が暮れ、マリオンがやってきました。

「姫様、申し訳ございませんが」

「ラファエルとは・・・どなたでしょう?」

その言葉に、シェイリアは困惑を隠せません。

わん
ラファエルという人物の記憶が消えてしまったのでしょうか?
だとしたら、なぜシェイリアは記憶に残っているのでしょう?

『期間限定のお姫様』38話の感想・考察

イクレットの主人公らしい穢れのない言葉に感動しましたね!

しかし感動に浸かることなく明かされるジブリルテの秘密。

聖女ではないという発言から、もしかしてシェイリアと同じように・・・?

と考えていましたが、聖女代行だったのですね。

 

過去のジブリルテの言葉で呼びかけるイクレット。

ジブリルテの表情は、少し晴れやかになったように感じますね!

最後の言葉が気になりますが、今後どんな変化がもたらされるのでしょうか・・・。

 

そして遠方に行かされそうな気配を感じ取ったシェイリア。

周りの人が居場所を見つけている中、サボるラファエル。

先生がいないのはラファエルのせい!と言われても仕方ないように思えますね。

 

しかしラストで衝撃の展開!

まさか、ラファエルの記憶がない!?

今後どうなっていってしまうのでしょうか。次回も楽しみです!

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