怪物公爵と契約公女【85話】ネタバレと感想！

パーティー当日。

準備のために鏡の前に座り、眠そうにあくびをするレスリー。

そんなレスリーを見た侍女は、初めて大勢の人の前で挨拶をする日なんだから、と鼓舞します。

挨拶なら裁判の時に既にしている、と答えるレスリーに、侍女はブラッシングする手を止め、

裁判の時の良くない記憶を良い記憶に変えて欲しいのだと、笑顔で話しました。

続けて、指揮、髪、ドレス、化粧をそれぞれ担当する4人の侍女達は声を揃えて、

綺麗なった姿を自慢するべき！今日は私達がとびっきり綺麗にします！と話すのでした。

ピンクとパープルのグラデーションのドレスに、ピンクの花の可愛らしい髪飾り。

準備が完了し鏡の前に立つレスリーはとても輝いていました。

そんなレスリーの美しさに嫉妬する人が現れることを懸念する侍女達。

自分達に出来ることはないか話し合った結果‥

嫌なことを言われたらこれで踏みつけてください！とピンクのヒールの付いた靴を渡します。

それを受け取ったレスリーは、珍しくパーティーに参加するというハルト卿のことを思い、

ハルト卿を悪く言う人がいたらこれで踏んづけて、自分が守ってあげればいいんだ！と、意気込むのでした。

どうやらレスリーは、靴を渡した侍女達の思いまでは上手く受け取れなかったようです‥。

子猫の成長

部屋を出たレスリーはベスランに声を掛けられました。

久しぶりに見る正装姿のかっこいい兄に喜ぶレスリー。

ベスランは、レスリーの大きくなったドレス姿を見て、4年前初めて会った日を思い出します。

あの時は子猫のように小さかったが、もうあの時のように抱いたら怒られるだろうな、と話すベスラン。

それを聞いたレスリーは、そんなに成長しましたか？と笑顔で質問します。

ベスランはそれに対し、あの頃はこれくらいだったと、しゃがんで床から1cm離れたところに手を添えました。

そこまで小さくなかった！と言い返すレスリー。

続けて、今はどのくらいかと聞きます。

ベスランは先程の手の位置を床から約3cm離したところに手を添え直しました。

それを見て口を尖らすレスリーに、ベスランは声を出して笑います。

その後突然冷静に、以前話した結婚相手の条件を覚えているかと、話すベスラン。

父より身長が高く、ベスランより腕が良く、ルーエンティより賢い人。

そんなレスリーの答えに対し頷きながら、愛嬌も必要だ、と話します。

ベスランは、レスリーがパーティーに参加することで貴族が近づいてくることを心配しているのでした。

もちろん、その中には最も警戒すべき人物としてコンラッドも‥。

サルバトールの人間として

ベスランと話をしている最中、母のアシェラと父のサイレーンが現れました。

レスリーはすぐさまアシェラに飛び付きます。

アシェラの黒を基調とした美しいドレス姿を見て、自分の格好が子供っぽいと落ち込むレスリー。

そんなレスリーに対しアシェラとサイレーンは、とても綺麗で天使のようだと話します。

レスリーは顔を赤らめ喜びますが、初めてのパーティーだから心配だと不安を口にしました。

それに対し、気にするな、作法を誤っても何か言ってくる人間なんていないと話すアシェラに続き、

そんな奴は血祭りだと話すサイレーン。

一瞬でサイレーンの腰にアシェラの2本指がささり、サイレーンはうずくまりました。

そしてアシェラは話します。

人の機嫌を取ることは私達サルバトールの人間のすることではない。周りが私達にすることだ。

サルバトールの人間なんだから、胸を張り堂々としていなさい、と。

それを聞き、安心したかのように微笑むレスリー。

その横でサイレーンはレスリーとアシェラの肖像画を飾るため、映像石を使用人に渡しています。

映らないようこっちへ来いと呼ばれているベスランの腕をギュッと掴み、4人がいいと話すレスリー。

そんなレスリーの言葉に、サイレーンは涙を流し喜びます。

そして、きっとパーティーでもレスリーが誰よりも輝いているぞ！と満面の笑みで話すのでした。

『怪物公爵と契約公女』85話の感想･考察

85話は、レスリーとアシェラがとっても綺麗で平和な回でした！

綺麗すぎて2人のドレス姿を何度も見返してしまったほどです(笑)

ぜひ侍女の皆さんに「お疲れ様でした！」と言いたいです(*´-`)

パーティーでレスリーの姿を見たコンラッドの反応も楽しみですね♡

色々と懸念事項はありますが、何事もなくパーティーが終了してくれるとこを願うのみです。

まあそんなことあるはずないんですが‥（ ;  ; ）

次回こそ、いよいよパーティーの様子が描かれると思います！

ドキドキしながら待ちましょう！