夫婦の隙間(スキマ)【22話】ネタバレと感想!




この記事では『夫婦のスキマ』22話ネタバレ感想をお伝えしていきます。

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ネタバレはしてほしくない!という方はご覧にならないでくださいね。

『夫婦のスキマ』22話のネタバレ




もう悩まない!

とある日の朝、会社の前。

「じゃあ今日は忘年会で遅くなるから」

「うん」

 

修哉は会社の忘年会があると透佳に報告していました。

 

「たまには1人で贅沢な物食べたら?」

「えっとじゃあ・・・コンビニスイーツ?」

「あははっ控え目!!」

 

そう笑う修哉の笑顔に、透佳は安心します。

”よかった・・・修哉に元気が戻って”

”修哉が元気だと、私も嬉しい”

 

その日の夜の忘年会、お酒も入り場は盛り上がっていました。

「ちょっと俺トイレ」と、同僚に声をかけ、修哉は席を立ちます。

廊下を歩き、ちょうど多目的トイレの前で突然修哉は腕を引っ張られました。

 

「わっ」と驚いたと同時に、引っ張った主に多目的トイレへと入れられます。

 

「・・・ひ、姫宮さん・・・」

修哉の前に立っていたのは姫宮でした。

 

青ざめた顔をした修哉に姫宮は近づきます。

「電話に出ないなんてひどい、すっごい心配したんですよ?」

姫宮は着ていたコートの紐に手をかけ、修哉の前で脱ぎます。

 

「・・・遅くなったけど」

 

「メリークリスマス、柏木さん♡」

 

コートの下に着ていたのは、サンタクロースの衣装でした。

「ほら・・・好きにしていいんですよ・・・」

ベアトップの形で、ミニスカートという衣装で、姫宮は修哉に迫ります。

 

「柏木さんたら、せっかく初めてのクリスマスなのにデートの約束忘れるなんて、ちょっと抜けてるんだから」

フフっと笑いながら話す姫宮に「は!?」と修哉は驚きます。

 

「約束・・・してないけど・・・」

そう言う修哉ですが、その言葉は姫宮の耳には届きません。

「安心してください、そんなことで嫌いになんてなりませんから」

 

姫宮は不敵な笑みを浮かべ、修哉のネクタイに手を掛けます。

「お詫びに身体で証明してくださいね、私のこと愛してるって♡」

 

「何考えてるんだ、こんな所で!!」と、近づく姫宮から修哉は距離を取ります。

 

「こんな所・・・?」

「でもここって・・・」

姫宮は再度修哉に歩み寄り、腕に手をかけ言います。

 

「エッチなこともできるんですよ♡」

 

姫宮から発せられた言葉に苛立ちを覚えた修哉は、「いい加減にしてくれ!!」と強く手を払います。

 

「え・・・?」と戸惑う姫宮。

 

「頼むからもう俺のこと振り回さないでくれよ!!」

姫宮の態度に修哉は気持ちをぶつけます。

 

「振り回す・・・?え・・・?」

言われている言葉が理解できないかのように、呟く姫宮。

 

修哉は姫宮の目を真っすぐに見つめ、しっかりと伝えます。

「ホテルの件ならもう許してくれなくていい、誰にバラしたってかまわない」

 

「君が何をしようと、俺が透佳を好きな気持ちは揺るがないから!!」

 

修哉の言葉に、黙ったままの姫宮。

修哉は多目的トイレを後にします。

 

”もう悩まない・・・俺には透佳がいてくれる”

”たとえ何があったって、俺は透佳との幸せを守ってみせる”

 

姫宮に言った修哉の言葉は、透佳を幸せにするという、修哉の決意の表れだったのです。

わん
修哉!!よく言った!!という感じですね。
これで引き下がる姫宮ではないでしょうけど、攻撃力は半端なかったのではないでしょうか!
にしても、ミニスカサンタ姿で登場するとは、女性の武器をフルに使ってきましたね。
考えることがスゴイなと思いました。

隠さずに話したい

年が明け、修哉と透佳は初詣に来ていました。

神社には着物を着た人など、たくさんの人がいて賑わっています。

 

お参りの列に並ぶ修哉は、姫宮のことを考えます。

”あれから姫宮さん、何も言ってこなくなったな・・・”

”これでやっと・・・わかってくれたんだろうか・・・”

 

そんなことを考える修哉の横で、透佳はじっと手を合わせ長いお祈りをしていました。

 

「ずいぶん熱心にお祈りしてたね」

修哉からの言葉に「うん」と返す透佳。

 

「修哉と幸せな家庭を築けますようにって」

「それと子宝祈願も・・・ちょっと欲張りだったかな」

照れくさそうに何を願っていたのかを話す透佳に、修哉は笑顔で言いました。

 

「俺もおんなじ!!」

 

神社を後にした二人。

「明日はうちの実家に挨拶かぁ」と、少しダルそうに修哉は呟きます。

 

「・・・あのさ、そのことなんだけど・・・」と、緊張した面持ちの透佳。

続いて出た言葉に修哉も驚きます。

 

「不妊のこと・・・修哉のご両親に言おうと思ってる・・・」

 

「えっ!!なんで!?」「まだできないって決まったわけじゃないし、言わなくていいよ!!」

突然の透佳の告白に戸惑いを隠せない修哉。

「後から知られるのも悪いし・・・正直に話したいんだ」

 

「でもこのタイミングで親に言わなくても・・・」そう言う修哉の言葉を遮り、透佳は話します。

 

「お願い修哉」

「もう後ろめたい思いは抱えたくないの」

 

真っすぐな目で気持ちを訴える透佳。

「私のエゴだってわかってる・・・」

「でも子供を期待してるご両親に、ずっと隠し続けるなんて耐えられない」

 

透佳の気持ちを聞いた修哉。

「正直な・・・透佳らしいね」

 

「俺も・・・俺も透佳に言わなきゃいけないことがある」

「聞いてもらえる?」

 

透佳の真剣な思いを聞いた修哉は、何かを決意したように話すのであった。

にゃあ
正直に何でも言い合える存在が近くにいるというのは、本当に幸せですね。
透佳は不妊のことを修哉に話せたことで、気持ちが楽になったってことが本当にわかります。
次回修哉は何を話すでしょうか。
そして話した後、どんな展開に・・。




『夫婦のスキマ』22話の感想・考察

ついに修哉が男気を見せてくれましたね!!

優しすぎるがゆえに、なされるがままでしたが、きちんと姫宮に一喝できたので良かったです!

ただあのくらいで姫宮も諦めるとは思いませんので、今後の姫宮の動きには注目していたいですね。

 

そして次回は不妊のことを修哉のご両親に・・・。

親という障害があるということを忘れていました。これはまた一波乱ありそうですね。

きっと修哉のご両親は、修哉が一番かわいいでしょうし、孫を楽しみにしているのであれば、もしかしたら反対される可能性も低くはないかなと。

ですが、どんなことになろうと、二人には幸せな道を進んでもらいたいと思っています!

次回もお楽しみに!!

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