夫婦の隙間(スキマ)【17話】ネタバレと感想！

この記事では『夫婦のスキマ』の17話のネタバレと感想をお伝えしていきます。

不妊のことを話せた、次の日の朝。

二人は一緒に通勤しています。

透佳の横で大きなあくびをする修哉。

それを見た透佳は「昨夜寝付けなかったみたいだけど大丈夫？」と心配している様子です。

「うん・・・」と答える修哉ですが、「本当に大丈夫？何か悩んでるとか・・・」と、いつもと様子が違う修哉に悩み事があるのか聞きます。

姫宮との”雪村さんには内緒にしてください”という会話が、修哉の頭に一瞬よぎりました。

ですが「ないない！！こんなにかわいい彼女がいて悩みなんて！！」と笑顔で話します。

「そう？ならいいけど」と、透佳もそれ以上聞くことはありませんでした。

「それより不妊症のこと調べたんだけどさっ」

「不妊に悩んでも出産した人もいるんだし、あまり思い詰めないようにしよ？」

「いざとなったら不妊治療専門のクリニックに通おうよ！！」

その言葉と、優しい笑顔で話してくれる修哉に、透佳の気持ちは温かくなりました。

「不安があるならいつでも俺にぶつけてな？」

嬉しそうに「ん・・・」と透佳は答えます。

”そっか・・・もう1人で抱え込まなくていいんだ・・・”

修哉が言ってくれた”たとえ産めなくたって、透佳は俺の大好きな透佳だよ！！”という言葉を思い出します。

”修哉に話せて、本当によかったな・・・”

心からそう思う透佳でした。

アイシテル

「ハイ、これ仙台土産な」

「サンキュー！！」

修哉は会社の同僚にお土産を渡し、自席につきます。

席の机を開けると見知らぬ袋が入っていました。

”？お弁当？

不思議に思い開けてみると、そこには海苔で”アイシテル”と書かれたお弁当が入っていました。

ゾッとし青ざめる修哉。

その様子を後ろから見つめる姫宮の姿。

修哉は姫宮と会議室で話します。

「ほらっ柏木さんって一応婚約中ですし」

「私たちの関係、公にできないと思って手渡しは諦めたんです」

さも恋人同士かのように話す姫宮に、お弁当を突き返す修哉。

「とにかく困るよこんなの！！もうやめてくれ！！」

「それに君とは付き合ってなんか・・・」

そう言いかける修哉の言葉を遮り、「こうして2人きりでいると・・・」

「思い出しますね、あの日の甘い夜のこと♡」

そう言って見せてきたのは、二人がベッドに並んで寝ている写真でした。

寝ている修哉の横で、笑顔で写る姫宮とのツーショット写真。

それを見た修哉は、「うわあぁぁっ！！」と叫び会議室から飛び出します。

「えっ修哉が早退！？」

その後会社を早退した修哉。

「そうなんですよ、体調崩しちゃったみたいで」

後輩の高原が、総務課にいる透佳に伝えに来ていました。

「そういえば朝から顔色悪かったかも・・・ラインしてみるわ、わざわざありがと」

高原にお礼をいい、ラインを送る透佳。

”大丈夫かな・・・大したことないといいけど・・・”

携帯がなり、”全然平気！寝たら治るよー！”とスタンプ付きで返信が来ました。

”修哉・・・無理・・・してないよね・・・？”

透佳の心配はぬぐえずにいました。

看病していたのは・・・

修哉が早退した日の夕方。

キッチンで鼻歌を歌いながら片づけをしていました。

「フンフンフーン」

「よしっ、たまってた食器はこれでオッケー！」

片づけを終えパタパタと寝室に行きドアを開けると、そこにはうなされながら寝ている修哉の姿がありました。

「かわいそうに・・・こんなに苦しんじゃって・・・」

「私がその痛み・・・代わってあげられたらいいのに・・・」

そう言って修哉に手を伸ばしたのは、「ねぇ柏木さん・・・」と呟く姫宮なのでした。

『夫婦のスキマ』17話の感想･考察

不妊に悩む透佳のために、いろいろ調べてくれるとは・・！

やっぱり相思相愛な2人ですね。

今まで1人で悩んでたことも、2人で悩めることが分かり、透佳も安心したのではないでしょうか！

ですが、一難去ってまた一難。

お弁当攻撃からの写真でしたか。次は修哉に隠し事ができてしまいましたね・・。

今後はもっと追い詰められそうですね。

修哉は優しさがあるので、おそらく邪険にもできず、姫宮のわがままに付き合わされることになるのでしょう。

透佳に早く気付いてもらうことが重要な気がします！

次回も楽しみです！