廃妃に転生した私は小説を書く【44話】最新話のネタバレと感想!

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この記事では『廃妃に転生した私は小説を書く』44ネタバレ感想をお伝えしていきます。

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ネタバレはしてほしくない!という方はご覧にならないでくださいね。

『廃妃に転生した私は小説を書く』44話のネタバレ

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屈辱

「それはどういう意味でしょうか?」

道徳観のない人に仕立て上げるつもりと言われても麗妃にはそんなつもりありません。

ただ昭妃が用意した贈り物で周囲の宮女たちの嫉妬心を煽るつもりだったのですから

麗妃がそう問うと昭妃は毅然とした態度で応えました。

「皆さんが用意した贈り物には心が籠っています」

確かに皇帝の寵愛は昭妃に向いています。ですが、それを利用して他の妃の気持ちを下げるようなことを言うのはやめてほしい。

「ね、陛下」

にっこりと笑う昭妃に頷いた皇帝は頷きます。

「我は確かにそなたが好きだ」

仲睦まじい二人の様子に麗妃はまだ腹の虫がおさまらないのかまた昭妃に噛みつきます。

「で、では昭妃はご自分の贈り物を公開する気はないのですか?」

「そもそも用意してないもの」

くすりと笑う昭妃を鬼の首を取ったかとでも言わんばかりに麗妃は追い立てます。

「陛下の寿宴という場に手ぶらで来るとは陛下をなめていらっしゃるのですか?」

家臣たちから贈られた絢爛豪華な贈り物数々が象徴するように、今日は国を挙げてのイベントです。

そこに昭妃がなにも持ってこないなど、本来なら許されるわけがありません。

「そこまでだ!」

黙って盃を傾ける昭妃に麗妃がもう一度噛みつこうとしたその時、皇帝が食べていたスイカの皮を皿に投げつけました。

そして、今日の宴は月妃が倒れている中、昭妃が1人で計画したもので、その過労で贈り物が用意できなかったなんてこと簡単に想像できると昭妃を庇います。

「あら、贈り物なしでも守ってもらえるなんてこの愛は相当ね」

昭妃を庇うその姿に1人の宮女が呟きました。

そして、それを皮切りに周りを取り囲む宮女たちは面目を潰された麗妃とそうまでしてでも皇帝に守られる昭妃にこそこそと囁き合います。

「陛下、少しめまいがして辛いので、お先に失礼します!」

わん

昭妃の完全勝利です!皇帝はもうべた惚れですね!ですが、これで麗妃も完全に敵に回りました・・・一体何が起きるのでしょうか?

企み

あまりの立場の悪さに宴会場を逃げ出したかに見えた麗妃。

ですが、外に出たら一転平気そうにけらけらと笑っています。

「さっきの見た?」

何年経っても変わらない愚かさだったと笑う麗妃に宮女が話しかけます。

「先ほどは何か目的があって行かれたのですか?」

わざわざ彼女が貶められるだけに宴会場に行ったとは思えません。

「あったりまえじゃない」

「あの女が付け上がれば付け上がるほどいいのよ」

月妃に報告しなくちゃ。

三日月が浮かぶ夜闇の中、麗妃は夜風に髪を揺らし、宴会場から離れて行きました。

にゃあ
やっぱり目的が別にあったんですね。一体麗妃も月妃も何を企んでいるのでしょうか?

本当の贈り物

「なぜ贈り物が準備してあるのに嘘をついたのだ?」

「それは陛下が私を一番寵愛してて、何しても許してくれるのを見せびらかすためです!」

宴会場から出た皇帝と腕を組みながら昭妃は私のこと好きでしょ?と笑います。

そんな昭妃にまた皇帝はそなただけを愛していると返します。

「それでは部屋でお待ちください!すぐに行きますので!」

こっそりと用意された贈り物。一体なんなのでしょうか?

 

「こ、これが其方が用意した、食事、か?」

皇帝は目の前に置かれたいくつかの小さな茶碗に入れられた料理に目を丸くしました。

なぜならどれも皇帝の前に並ぶには相応しくない質素な料理ばかりだからです。

「まずは小豆饅頭から!」

その中から一つ昭妃に勧められて口に運んだのは小さな小豆饅頭ですが、それを一口食べた途端、皇帝は目を見開きました。

「この味、覚えていますか?陛下が六歳の頃です」

皇帝は幼少時、愛されていませんでした。それどころか、愛される資格も虐められる資格さえ持っていませんでした。

友人も兄弟も誰もいない一人ぼっちの幼い皇帝に声を掛けたのは唯一昭妃、たった一人だけだったのです。

少し構い方は乱暴でしたが、当時誰からも憧れの的であった昭妃から虐められるのは光栄なことで、昭妃といるときだけ皇帝は他人の目に映っていられました。

例え十分の一の確率でも昭妃に構ってもらえるならそれでよかった。

そんな懐かしい味のする小豆饅頭は初めてもらった誕生祝いの味そのものでした。

「食べ物を上げたくても作れなかったから厨房からこの饅頭を盗んで渡したのです」

この記憶は昭妃のものです。

ですが、こうやって少しずつ埋め合わせていくしかありません。

次に皇帝が手にしたのは七歳の時、昭妃が作ってくれた塩の入っていないまずい料理です。

一口だけでもと昭妃が微笑みますが、なんと皇帝は二口で間食してしまいました。

「次だ!」

それから八歳、九歳、十歳と次々に皿が空になり、ついに十六歳で昭妃が入宮するまでの料理を皇帝は平らげました。

「幼い頃から我は其方を大事にしていた」

15歳になるまでなにものにも代えがたい人が昭妃でした。

ですが、入宮してから昭妃は貪欲で嫉妬深くなり、権力や名利を気にするようになり、すべてを欲しがりました。

そこには皇帝も入っていましたが、それは単に数ある欲の中の一つにしか過ぎないものでした。

そしてそのあと、あの風将軍の事件が起きたのです。

わん
なんだか幼い頃の味って特別ですよね。無性にあの子供っぽい味が恋しくなる時がありますよね!

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『廃妃に転生した私は小説を書く』44話の感想・考察

皇帝から向けられる昭妃への愛が溢れた44話となりました。

麗妃の前で昭妃を優先して見せたのももちろんですけど、なによりあの思い出の味が乗った皿を食べる姿は本当に感動しました!

子供のころの思い出の味をなんとか再現した昭妃。

そしてそれを余すことなく食べ切った皇帝。

今思えば塩が足りなかったりなんなりとおいしくないのでしょうが、それでも皇帝にとっては大切な味で思い出だったのでしょう!

失った時間を取り戻すように少しずつ少しずつ本当の夫婦になっていく2人。

ですが、一度皇帝からの信頼を失った昭妃が起こした風将軍。45話も気になりますね!

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