廃妃に転生した私は小説を書く【43話】最新話のネタバレと感想!

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この記事では『廃妃に転生した私は小説を書く』43ネタバレ感想をお伝えしていきます。

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ネタバレはしてほしくない!という方はご覧にならないでくださいね。

『廃妃に転生した私は小説を書く』43話のネタバレ

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転落

宮殿の庭にある東屋でこそこそと宮女たちが噂話をしています。

もちろん内容は昭妃を悪く言った者たちを皇帝が追放したというもの。

当初は未寵愛の者だけでしたが、事実を知った皇帝は寵愛経験がある者でさえも降格させたのです。

もう皇帝が一番に愛している人物は明らかになりました。

今後は身の振り方を変えた方がいい、そんな話をしている中、一人荒れ狂いながら身の回りの整理をしている女がいました。

「全部、全部燃やして!」

お気に入りの桃色の高価な髪飾りが入った箱を床にたたきつけ、叫んでいるのは月妃です。

「燃やし終わるまであんた達も戻ってこないで!」

足元に縋りつくのは昭妃を引きずり下ろすための嫌がらせに使った宮女ですが、もうその作戦は失敗しています。

皇帝に似合わない、目の毒だと言われた桃色の服も装飾品も、この宮女ももう要りません。

「早くそいつを下げて!」

服と一緒に捨ててしまいなさいと言われて命の危険を感じた宮女は助けてと懇願の声を上げましたが、あまりに必死な月妃の姿に笑い声をあげました。

「アンタ自分が神だとでも思ってんの⁉」

もう取り巻きもいない。そして手先として使えるこの宮女も失うとなれば月妃は完全に孤立します。

そうなればいずれ昭妃の手中によって沈められ、皇妃になる彼女を見上げることしかできなくなるでしょう。

「アンタ絶対良い死に方はしないから!」

ずるずると他の宮女に引きずられながらも最期にそう言い残した宮女に月妃はこぶしを硬く握りしめます。

わん

月妃、また何か企みそうですね。一体今度は何を考えているのでしょうか?

不穏な空気

月妃が病気。

突然のニュースが昭妃の耳に飛び込んできました。

どうやら急病らしく、宮は完全に封鎖され、薬のみが出入りできるほどの厳戒態勢が敷かれているようです。

それは蕊心が調べたのも同じ。壁に上って見えた内部は慌ただしく、ただ事ではない様子でした。

「おかしいわね。こんな突然病気に?」

まだ断言はできません。この時代の医療水準は低く、本当に病気になっている可能性もあるからです。

ですが、さすがにタイミングが良すぎる気がした昭妃は明日に迫った寿宴のことが気にかかりました。

月妃の性格上、何があっても宴には参加するはずです。

にも関わらず、このタイミングで病気のことをここまで広めるのは彼女らしくありません。

「適切に対処するだけよ」

正直月妃がなにを仕掛けてくるかはいくら昭妃でもわかりません。

慌てることなく、冷静に対処することが大切だと言い聞かせ、蕊心たちには明日はずっとそばにいるよう言いつけました。

にゃあ
寿宴を前に病気だと言いふらしたら参加できなくなりますよね。一体月妃は何を考えているのでしょうか?

寿宴

ついに寿宴が始まりました。

春夏秋冬の花びらで作った酒や大きな暖玉、塞外から取り寄せられた霊鳥まで、豪華絢爛な贈り物が皇帝の前に並びます。

「花顔宮が到着致しました!」

煌びやかな贈り物を見ながら満足そうに笑っている皇帝の耳に大きな声が聞こえます。

それと同時に開いた扉からは桂枝と名乗る宮女が十数人の宮女と共に宴会場へと入ってきました。

「陛下のご生誕をお祝い申し上げます!」

引き連れられた宮女たちが手に持っていた植木鉢を床の上に並べ”寿”の文字を作りました。

「月妃は床に臥せておりますが、陛下の生誕を祝う気持ちは誰よりも強くお持ちです」

この文字を象る花は月妃が自分で育てた花だと言い、月妃の気持ちを代弁する桂枝。

皇帝がその口上に気持ちは受け取ったと返すとさらに桂枝は言葉を続けます。

「前回の宮女の管理不足はすべて月妃に責任があると感じており、今後は二度とこのようなことが無いよう厳しく管理し、昭妃に従うとのこと」

「加えて昭妃にこの場を借りてお詫びしたく申し上げます」

いやに殊勝な態度の桂枝に昭妃は気にしないでほしいと答えます。

「今後は何かあれば相談しに来ていただければと」

穏やかに答える昭妃に冷や汗を流しながら桂枝は昭妃がなにを皇帝に準備したのか見せて欲しいと頼みました。

月妃が生真面目で行動力が高い人物であり、昭妃よりも前に出るなと言いつけられていると断った上で

「あなた随分と肝が据わっているわね」

シンっと静まり返った宴会場に昭妃が盃を置き、箸を立てる音だけが響きます。

「そ、そんな恐れ多い!」

とっさに土下座をする桂枝。その背後から援軍がやってきました。

「私は彼女の発言理にかなってると思うわよ」

麗妃は身分が高く、寵愛までされている昭妃が皆羨ましいだけだと言いながら前に出てきました。

「昭妃が先に示さなければ、万が一我々の方がいいものだった場合気まずいのです」

たったこの一言で会場全体の恨みを麗妃は焚きつけました。

つまり、麗妃はこう言いたいのです。

身分が高く、寵愛を受けている昭妃以外の贈り物など無価値であると。

そう言われれば我先にと贈り物を出そうとしていた女たちもその手が背中に回ります。

これで昭妃が何を出しても、より良い物を出せば無礼者、悪い物を出せば自然と昭妃に劣等感が生まれてしまいます。

「麗妃は私を道徳観のない人にでも仕立て上げるつもり?」

思ったより頭脳派の麗妃を前に昭妃は口を開きました。

わん
お、女の戦いの火ぶたが今切って落とされました。この場に立ち会うのだけはお断りしたいです・・・

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『廃妃に転生した私は小説を書く』43話の感想・考察

次なる敵、麗妃が登場し、さらに女同士の恐ろしい戦いが始まった43話となりました。

いやぁ、それにしても麗妃や桂枝の言葉は穏やかに聞こえて、その実、恐ろしい意味を孕んでいましたね。

常に皇帝からの寵愛を奪い合い、蹴り落とし合う彼女たちの原動力は家からのプレッシャーとプライドなわけですから、軒並み勝気な女性なわけですよね。

そんな中に飛び込んだ昭妃も負けず劣らずの勝気で口のたつ女性ですが、頭の回転の速い麗妃に一体なにを言うのでしょうか?

極寒のブリザードが吹き晒すような寿宴会場。皇帝の誕生日会ということを忘れてしまいそうなほど恐ろしいですが、44話も楽しみですね!

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