双子兄妹のニューライフ【35話】ネタバレと感想!

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この記事では『双子兄妹のニューライフ』35話ネタバレ感想をお伝えしていきます。

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ネタバレはしてほしくない!という方はご覧にならないでくださいね。

『双子兄妹のニューライフ』35話のネタバレ

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ルラヘルの正体

ルラヘルは皇帝を殺す力を持っていた。

衝撃的な事実に目を見開く双子を見ながらイシナは聞くべきではないと自ら部屋を後にしました。

ただの無能なアルコール中毒者で児童虐待をする嫌な女。

そんなルラヘルが一体どんな力を持っていたというのか、双子が戸惑っている頃、皇帝もまたあの時のことを思い出していました。

6年前

皇帝の前に欲望渦巻いた目をしたルラヘルが現れました。

「お前に治癒能力があると?」

自信満々に話すルラヘルを前に、ナイフをおもむろに取り出した皇帝は自らの手を切りつけると目の前に差し出します。

「見せてみよ」

一瞬戸惑った様子のルラヘルでしたが、すぐににやりと笑うとその傷口に口づけました。

思い起こせば、真実を知っていればそんなことしなかったのに

「血の呪い?」

6年前のことをすべて聞いた双子はアレックから言われた言葉に首を傾げます。

「一生に一度だけ、血を飲んで相手の命を掌握することが出来る」

そうルラヘルが持っていた力は血の呪い。

治癒をすると言って口付けた皇帝の血を媒介に、呪いを皇帝に与えたのです。

願いを聞いてくれなければ、いつでも殺せるように

わん
ルラヘル、さすがにずるがしこいですね。
まさかそんな呪いを持っているとは恐ろしい女です。

それでも信じられない

「話がかみ合いません」

その話を聞いてもアルヘンは不思議に思っていました。

それだけの力があればルラヘルは皇后になれたはずです。

「父上が受け入れなかったから」

皇帝にとって皇后はたった一人でした。

どのような話がルラヘルと皇帝の間にあったかはわかりませんが、ルラヘルは皇后の座を諦めて、代わりに双子とデロリナ城を受け取ったのです。

それからルラヘルはすべての連絡を徹底して拒否しました。

彼女から送るのは金を要求する内容の手紙だけ、それに対していつも皇帝は2倍の額をルラヘルに与えていました。

「金を要求するということは子供たちが生きている証拠だろう」

その金をすべてルラヘルが使っていたとは知らない皇帝は律儀に双子のために金を与え続けたのです。

ですが、いつからか金を要求する手紙は減り、双子が来る1年前からは完全に連絡が途絶えてしまいました。

何度もこっそりとデロリナ城を見に行きましたが、双子の姿は見えず、どんどんと城が廃墟と化していくことしかわかりませんでした。

「5年間2人に会いに行けなかった理由、少しは答えになったかな?」

便りもなく、廃墟と化した城に皇族は双子が死んでしまったとさえ思っていました。

ようやく出た答えをまだ双子は飲み込みきれていませんが、それでもどうしても一つ釈然としないことがあります。

「第二王子様」

お兄ちゃんって呼んでいいのにというアレックエスが、頑なにアルヘンは第二王子と呼び、気になっていることを聞きました。

「どうして皇帝はルラヘルと肉体関係を持ったのでしょう?」

子どもが生まれるということは男女の間にそういう関係があったということ。

ただでさえこの帝国は私生児を疫病扱いする文化があり、その上皇帝は前皇后陛下を愛していたのですから、信じられません。

「どんな言葉で言いつくろったって、最初から僕たちは望まれない子供だったってこと」

どうして関係を持ったのかなんて関係ありません。

男女間の関係をなぜ知っているんだと顔を赤くするアレックとは対照的に暗い顔をしたアルヘンは冷たく言い放ちました。

にゃあ
たしかにあの皇帝がなにも考えずにルラヘルとの間に子どもを作るはずがないですよね。
なにを言われても信じられないはずです。

”信じない”選択

「だから、どうか、これ以上僕たちに皇帝陛下を理解しろなんて言わないでください」

いくら大事にされていると言われても、名前を付けるほど愛していると言われても、そんな実感双子にはありません。

なにより、自分たちが捨てられた理由を理解すること。

これほど辛いことがあるでしょうか?

思い返される皇帝や皇子たちの暖かい言葉や笑顔。皇宮に来てから味わった暖かい感覚が蘇ります。

その感覚に信じたいという気持ちが沸き上がりますが、どうしても信じてまた捨てられたら、そう思うと怖くて信じることが出来ません。

「第2王子様、お帰りください」

また捨てられるくらいなら信じない方が”正しい”

ぎゅっとアルヘンの手を握ったアリエンはこれからここを発つ準備をしますのでとアレックに言います。

どうしても開かない双子の心に戸惑うアレック。

「失礼致します」

そこへイシナの声が聞こえて、扉が開きました。

「ロスア公爵が第4皇子様と皇女様に謁見されたいと」

開いた扉の向こう、頭を下げるイシナの後ろには微笑むロスア公爵の姿がありました。

まだロスア公爵のことを信頼していないアレックは断ろうとしますが、アルヘンが入室を許可しました。

「お帰りください。第2王子様」

これ以上ここにいるのは得策ではないと判断したアレックはアルヘンの言葉に部屋を出ました。

その背中を見ながらアリエンはルラヘルがいつも言っていた言葉を思い出します。

「あんたたちさえいなければ私が」

それは単に私生児を産み、皇帝に捨てられたからだとおもっていましたが、皇帝が絶えずお金を送っていたなら違う意味のはずです。

もう少しアレックに話を聞ければ、ルラヘルの正体がわかったかもしれない。

そう思いながらアルヘンとともにロスア公爵の前に立ちました。

わん
信じたい。でも裏切られたら、そう思ったら信じられないことってありますよね。
双子もそんな葛藤の中にいるのでしょうか?

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『双子兄妹のニューライフ』35話の感想・考察

ルラヘルが皇帝にどうやって近付いたかがようやくわかった36話となりました。

ですが、なんだか読み終わったあとは複雑な心境です。

皇帝は自分の命を握られていてもルラヘルを皇后にすることを断ったのです。

にもかかわらず、ルラヘルとの間に双子がいるのは事実ですし、ティールームの外で聞いた殺してしまうつもりだったという言葉。

それを知っているとどうしても疑ってしまいますよね。

信じたいのに信じられない。そんな双子の苦しい胸の内が辛くて仕方がありません。

一刻も早く双子の心の扉が開くのを祈るばかりですが、気になるのは突然現れたロスア公爵ですよね。

また物語が大きく動きそうです。36話からも目が離せませんね!

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