双子兄妹のニューライフ【33話】ネタバレと感想!




この記事では『双子兄妹のニューライフ』33話ネタバレ感想をお伝えしていきます。

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ネタバレはしてほしくない!という方はご覧にならないでくださいね。

『双子兄妹のニューライフ』33話のネタバレ




わからない気持ち

「デロリナ城へ戻れ」

皇帝の言葉に蘇るデロリナ城での辛い生活の日々。

ここから出たら危険にさらされることを知っているのに、まるで突き放すような皇帝の言葉に双子は絶望します。

また”気まぐれ”か

皇宮に連れてこられたのも、近くに来させたのも、全部”気まぐれ”

本当に最低な人、前を歩く皇帝の背中を見ながら諦めにも似た感情を抱える双子は前の部屋に戻るなり、目を見開きます。

「⁉」

前に荒らされた痕跡など一切残っていない、修理された綺麗な部屋。

それどころか前よりもカーペットはふかふかで、置かれている家具も少し良いものに変わっています。

「ゆっくり休め」

それだけ言い残して部屋を出て行った皇帝に双子は首を傾げます。

このあとデロリナ城の修繕が終われば、ここから追い出すというのにわざわざこの部屋まで直した。

そんな皇帝の行動が何を示しているのかわかりません。

一抹の慈悲なのか。また”気まぐれ”なのか、それとも違う意図があってなのか

皇帝の考えていることがわからない戸惑いを抱えたまま、双子はその背中を見送りました。

「一体私たちのこと、どう思っているの?」

わん
言葉にしなければわからないことってありますよね。皇帝はなにを伝えようとしているのでしょうか?

アレックとの時間、そして誤解

コンコン、これから追い出されるというのになぜかまだ続く教師からの勉強を上の空で聞いていた双子の耳にノックの音が聞こえてきました。

やってきたのは第2皇子のアレック。

以前会った時はひどく憔悴していたアレックですが、どうやらいまは体調がよさそうです。

それでももう皇族に声を掛ける必要もないと顔を背ける双子。そんな双子を見て、アレックは庭へと連れ出しました。

「んー、風が気持ちいいね」

晴れ渡る空の下、使用人たちも大分後ろまで下がらせ、何を話しても聞こえなくらい遠くにいます。

「何かあったら気兼ねなく話してね。家族なんだから、ね」

先ほどの態度になにか双子が悩んでいる。

そう感付いたアレックは暖かい眼差しを双子に向けますが、返ってきたのはひどく冷たい双子の視線。

「もう違います」

「私たちはもうすぐここから出て行きます」

まだなにも聞かされていないのでしょうか、アリエンの言葉にアレックは危険だと戸惑いますが、双子の冷たい視線は変わりません。

すべては皇帝陛下の決定なので。

そう告げてもなお心配そうにそんなの危ないよと、そんなことを父が許可するはずがないというアレック。

ですが、双子にはその姿さえ、本当のなのか疑うことも悩むことも無意味だというほど心は閉ざされています。

もう家族ごっこは終わりだ。

冷たい目を向ける双子の前にアレックは跪いて、どうにか想いを伝えようと口を開きます。

「私たちは本当に君たちを愛している」

皇帝には自分からその決定の真意を問う。そんなアレックの言葉を遮ってアルヘンが彼にある問いかけをしました。

「どうして皇族の記録書に僕たちのことを書かれていないのですか?」

「どうしてルラヘルは皇帝の子供を産んだのに追い出されたんですか?」

本当に家族として愛しているのなら追い出すことも、記録書に載せないこともしなかったでしょう。

手元に置いて育てられなかったのが、皇子たちと一緒に記録書に載せられていないことがこの関係が単なる皇帝の”気まぐれ”に過ぎない。

そう言わんばかりのアルヘンの言葉にアレックは何も返せません。

「卑しい私生児だから」

生まれてからずっと言われ続けた言葉。

それが皇帝が皇宮を追い出すことを決定した理由だ。そう言い残して双子は使用人たちのほうに走って行ってしまいました。

そんな2人を追いかけようとして倒れるアレック。

倒れこんだアレックの守護者は聞こえてきた言葉にいまどこにいるかさえわからない赤髪の男、ジェイソンを思って頭を抱えました。

にゃあ
完全に双子の心は閉ざされてしまったようですね。アレックとの時間で少しでもよくなればと思ったんですが。皇帝!なんとかして!

怪しい動き

「クーロン伯爵」

双子がアレックと話している頃、ロイドはクーロン伯爵を呼び止めていました。

「昨日ロスア公爵邸に行ったか?」

ただでさえ皇太子に声を掛けられ、青い顔をしているクーロン伯爵はその問いに脂汗が浮かびますが、挨拶に立ち寄りましたと怯えながら答えます。

昨日、ロスア公爵邸に行った時、あやしい顔に傷のある男を叱りつけながら邸宅を出て行こうとするクーロン伯爵。

「なんでもない」

その姿を見たからこそ、こんなことを聞いたロイドですが、まだなにも確信を得られていないからと踵を返します。

立ち去る自分の背中を見ながら一体何を考えているのか、何を見られたのかと慌てるクーロン伯爵の心境をしらないロイドは宮内に戻るとエイジを見つけました。

「エイジ!」

クーロン伯爵の反応が怪しかったのは事実ですが、下手に詮索するのは悪手だとしか思えません。

そこに見つけたエイジに声を掛けるとどうかしたのか?と聞かれました。

「クーロン伯爵のことで話があるのだが」

出てきた名前にエイジの瞳が燃えます。

「クーロン、伯爵?」

わん
エイジの目が怖すぎます。
クーロン伯爵が悪いことを企んでいるのは事実ですが、あまりにエイジが怖すぎてちょっとかわいそうです。




『双子兄妹のニューライフ』33話の感想・考察

冷たい双子の姿が印象的な33話となりました。

いままでは微かにですが、心を開いていたアレックにまで冷たい目を向けていましたね。

まだ5歳の幼い双子が皇帝や皇子たちに諦めてしまったその姿は見ているのが辛くなるほどでした。

そんな双子をこっそりと陰から狙うロスア公爵の姿があります。

皇帝たちと心が離れ、守護者の姿がいまにも消えてしまいそうな双子は本当にデロリナ城に行くことになってしまうのでしょうか?

そうなればロスア公爵の思うつぼです。

どうか、その前に皇帝たちとの関係が穏やかなものに変わってくれることを祈るばかりです。

双子はロスア公爵の脅威から逃れることは出来るでしょうか?34話からも目が離せません!

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