双子兄妹のニューライフ【28話】ネタバレと感想!




この記事では『双子兄妹のニューライフ』28話ネタバレ感想をお伝えしていきます。

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ネタバレはしてほしくない!という方はご覧にならないでくださいね。

そのころ、エイジは…?

地下牢のような所で、とある人物を足蹴にするエイジ。

 

やはり、アリエンとアルヘンを襲った奴らの手がかりについての話でした。

 

「こんな根性無しなんて、拍子抜けだぜ」と言いながら、無駄足だと吐き捨てます。

 

すると、傍にいたエイジの守護者であるキルアは、苦笑いしながらエイジを諭そうと口を開きます。

 

まず、この国で殺気魔法を使用できるのは、スラム街のエセ魔法使い数人程度であること。

 

そして、そんな正規で用いられることすらない殺気魔法を皇宮で使ったということは、それなりの身分の者が手引きしていると考えられること。

 

さらに、この今捉えられている男が、魔法書の闇取引をクーロン伯爵家で何度も行っていたことを話しました。

 

それを聞いて、目つきを鋭くするエイジ。

 

怒りをますます増幅させますが、キルアは「おいおい」とエイジを制します。

 

「あのしょぼい男が「ボス」だとは考えにくい、だからじっくりと機をうかがわなくてはいけない」というキルア。

 

エイジは苦々しい顔をしながら、「分かった」と言いました…。

わん

エイジの守護者のキルアですが、アレックと守護者の二人と違ってあまり似ていない印象を抱きました。

にゃあ

凸凹コンビで、エイジの悪い部分を上手く補ってくれるような、落ち着きのある良い守護者でしたね。

アリエンの皇帝への気持ち

「あんな無表情で…?」と戸惑う二人でしたが、この世界に来て初めて「友達」という存在に期待するような気持ちが芽生えます…。

 

すると、いつの間にか皇帝が二人の後ろに立っており、「来たか」と話しかけてきました。

 

ロスア公爵と公子は、さらりと跪きます。

 

そして、皇帝は二人を一瞥すると、「ロスア公爵家は貴族の中で最も由緒正しい家柄であり、その公子は優れた才量を備えた者だ」と言い出しました。

 

「なぜ急に現れて、ロスア公爵たちを褒めるの…?」と棒立ちになる二人。

 

すると、皇帝は「だから、公子なら二人に相応しいと思うのだが…」と二人を見つめました。

 

もしかして、前に「ここの人たちは怖い」と言ったから…?という考えがアリエンの頭を駆け抜けます。

 

皇帝はさらに、三人で遊べるプレイルームを用意したと言いました。

 

イシナが三人を案内しようと迎えに来てくれます。

 

アリエンは無意識に皇帝の方へと顔を向け…何かを言おうとして口を閉じました。

 

アルヘンも皇帝も、アリエンが何を言おうとしたのか分からず、首を傾けます。

 

恥ずかしくなってイシナの方へと走るアリエンは「ありがとうって言いそうになっちゃった!」と心の中で叫びました。

わん

皇帝の気づかいだったわけですね…
しかし、ロスア公爵という人選はかなり危ないですが、果たしてこの選択がどう転ぶのでしょうか…?

にゃあ

アリエンはかなりほだされてきていますが、アルヘンの方は一体どうなっているのかも気になりますね。

プレイルームで三人っきり

さて、プレイルームに連れてこられたは良いものの、「遊べと言われたけど、何をして遊べばいいのかな…?」と困るアリエン。

 

しかし、アルヘンなんて、「僕たちは23だし、せいぜい十代の子どもの相手なんてめんどくさい」と言い出す始末…。

 

すると、公子はプレイルームにある本棚から一冊取ってきて、「一緒に読みませんか?」と誘ってきました。

 

ふんわりと微笑む公子に二人とも目を奪われながらも、アリエンが「いいですよ」と応えます。

 

そして、三人でソファに座りながら、本を読むことになりました。

 

公子は「帝国の現代史を子ども用に編集した歴史書です」と本の説明をしながら、ページを捲ってくれます。

 

するとその時、気品あふれる佇まいの美しい女性が載っているのが目に入ってきました…。

わん
これが普通の子どもなら、身分の高い方が気づかってあげないといけなかっただろうけど…
と、アルヘンの行動には少し頭が痛くなりました。
にゃあ
少なくとも、23歳の二人よりは余程しっかりしていますし、「子どもだから」と侮っていると痛い目に合いそうだなと感じましたね…。

逆戻りする不信感

公子は「この方は7年前に亡くなった皇后陛下です」と説明を加えます。

 

そして、「とても慈しみ深いお方で、皇帝陛下も深く愛されていました」と皇后の姿を見つめました。

 

さらに皇后陛下の話をつらつらと並べる公子。

 

しかし、二人にはとてもそんなことは頭に入ってこず、代わりに「どうして、ルラヘルに私たちを産ませたのか?」という疑問が芽生えます。

 

皇后を忘れられないと考えるとしても、ルラヘルは皇后とは似ても似つかない存在。

 

それに、崩れかけのデロリナ城に捨て置いているルラヘルを寵愛しているなんて考えにくいです。

 

結局、最期はあんな空しい死を迎えて…とその拍子に、アリエンはルラヘルの死の瞬間を思い出してしまうことに…。

 

ぞわり、と背筋に冷たいものが走ります。

 

どんどんと悪い方へと考えが向いていくアリエン。

 

「私生児は罪同然のこの国で、愛してもない女の子どもを、血がつながっているからという理由で連れてくるの?」と鼻を赤くしました…。

 

自分たちに見せてくれた皇帝の微笑みも、「分からない」という恐怖と不信感で埋め尽くされます。

 

そして、意を決して公子に、「皇后陛下と皇帝陛下について、教えてください」と頼みました。

 

すると、公子はニヤリと笑って、「喜んで」と応えました…。

わん

せっかく積み上げてきたものが綺麗に崩れ去ってしまいましたね…
しかも、おそらく敵であろう公子に弱みを見せてしまいました。




『双子兄妹のニューライフ』28話の感想・考察

怪しい影がちらりちらり…と二人の周りを確実にうごめいていることが分かる回でしたね。

 

当事者ではありませんが、私も何か気持ち悪いものが体を這っているような、妙な気味の悪さを感じてしまいました…。

 

それに、二人の強みである皇族との繋がりを確実に潰しにかかってきているのが分かりました。

 

確かに、皇族たちは二人を守ろうと必死になって動きはするでしょうが、二人がこのまま皇族への不信感を抱けば、どうしたって連携は崩れます。

 

そして、皇族の加護もないような、ただの子ども同然の二人を叩くことなど、敵には造作もありません。

 

何も知らない、しかも今目の前のことにいっぱいいっぱいで周りを見ることもできない二人…。

 

これから訪れる敵に、一体どう立ち向かうのでしょうか?

 

そして、敵のさらなる罠とは?…これから先も、とても気になるようなことばかりですね!

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