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この記事では『双子兄妹のニューライフ』の19話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
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『双子兄妹のニューライフ』19話のネタバレ
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正真正銘の三人きり
沐浴からあがってきた皇帝は、侍従たちに下がるように命じました。
就寝時間なので当然と言えば当然ですが、正真正銘三人っきりになってしまいます。
しかし、二人が戸惑う暇はありません。
すぐに、皇帝の魔法でふわりと宙に浮いたかと思うと、ベッドへと寝かされました。
ご丁寧に、灯りまで消された状態です。
しかも、そこは皇帝のベッド。
ふわふわで柔らかい毛布に、緊張がゆっくりと解け…眠気が襲ってきます。
そして、そのままぐっすりと泥のように眠りこけてしまいました…。
エイジにアルヘンのストレス症状にと、思い返せば色々なことが一気にあったので、ゆっくりと休んでほしいですね…。
頭を悩ませる皇帝
ぐっすりと眠ったことを確認した皇帝は静かに二人の傍らに立ちます。
皇族の血が流れているのかと疑ってしまうほどのあまりにも小さな体、そして体に色濃く残る傷跡…。
他の皇子のことを思い出しても、もう既に大きくなっていたため、どうにも慣れない感覚が皇帝を襲います。
お互いしか信用せず、ありとあらゆることにただ怯えるこの二人。
皇帝自身でさえもどう関われば良いのか分からない、そんな気持ちになってしまいました…。
自分の今までの行動が全て結果となって返ってきてるだけだと言えばそうなんですが、あまりにも大きく高い壁だと感じますね…。
その名は、ジェイソン
感傷に浸る皇帝に「今さら、不憫に思われるのですか?」と、とある男が入ってきました。
なんと、その男はあの時アリエンが木登りをしていた時に助けてくれた人でした…!
皇帝にジェイソンと呼ばれたその男は、二人が眠るベッドに腰掛けます。
そして、皇帝が子どもたちをいきなりこの部屋に連れてきたことを咎めました。
しかし、皇帝は「お前も知ってるだろう」と返します。
それに、苦々しい顔をするジェイソン。
そして、二人を狙っていたのは、反皇帝派と呼ばれる人間によるものだと明かされました。
反皇帝派なことにはびっくりしましたね…一体どんな思惑があるのでしょうか?
皮肉交じりの会話
子どもたちを気づかうような皇帝の行動。
それに、ジェイソンは「子どもたちが貴方を受け入れるかは分かりませんが」と皮肉を織り交ぜます。
「最初から守っていれば、こうならなかったのに…」とさらに恨みを乗せて、皇帝に睨みをきかせました。
そして、体中に残る傷跡こそが守れなかった証であること。
また、自分は出来なかったが貴方はできただろうということをしきりに責めました。
それに、何も言うことができない皇帝。
そして、「ルラヘルとの契約さえ無ければ、貴方と会うことも無かったでしょう」と付け足しました。
皇帝はようやく口を開くと、「子どもたちの守護者がこんなオオカミとは、なんと運の悪い…」と呟きます。
ジェイソンはそれに軽く笑うと、「遅くはなりましたが、これからは私が守ります」と二人に誓いました。
話の流れで何となく分かってはいましたが、やっぱり彼が守護者でしたね。
それに、ルラヘルとの契約、それに守れなかった理由と謎が謎を呼ぶような話の内容が盛りだくさんでした!
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『双子兄妹のニューライフ』19話の感想・考察
ついに、二人に守護者がいることが分かりましたね。
皇帝がわざわざ「子どもたちの」という言い方をしているので、やはり二人の守護者ということなんでしょう。
かなりクセのある守護者のように感じましたが、二人は受け入れてくれるでしょうか?
また、皇帝の密かな胸中も明かされました。
どう接すれば良いのか分からない、というおおよそ察しがついていた内容です。
しかし、それでも実際に分かると感慨深い気持ちになりました。
ただ、ルラヘルとの契約やジェイソンが傍に居られなかった理由など、話は更に謎が深まるようなものでした…。
兎にも角にも、二人を取り巻く環境は一筋縄ではいかないようなことばかりで、先がまだまだ気になりますね!
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