できるメイド様【38話】ネタバレと感想!




この記事では『できるメイド様』38話ネタバレ感想をお伝えしていきます。

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ネタバレはしてほしくない!という方はご覧にならないでくださいね。

レイチェル令嬢の事情

「こんにちは!お待ちしておりましたわ。」

レイチェルに客人として迎え入れられたマリ。

「実は1つ、お願いがあってマリさんをお呼びしたんです。単刀直入に言いますわ…」

「私とイーストバーン家を助けて欲しいのです。」

意味がわからず困惑するマリ。

しかし、レイチェルは話を続けます。

「私は何があっても皇太子殿下と結婚しなければなりません。私が結婚できるかどうかでイーストバーン家の運命が決まるのです。」

「えっ!」

「皇太子殿下の内戦に負けて以来、うちの家門は衰退の道を辿っています。もう手が付けられないギリギリの所まできてしまいました。そんなイーストバーン家を以前のように復興させる方法はただ一つ、私が皇太子妃になることです。」

「しかし、客観的にみてアリエル令嬢が選ばれる確率の方が高いでしょう…」

「だから私が皇太子妃に選ばれるようにマリさんに協力していただきたいんです。私にはあなたの助けが必要です。」

レイチェルの話を聞いたマリは、皇太子とレイチェルが仲良くなれるように手伝うと話しますが、対するレイチェルの方が一枚上手でした。

「皇太子殿下と仲良くなるのは私が努力すれば良いだけです。私が必要なのはマリさんの[能力]です。皇太子妃の選択が行われるまでの間、マリさんの力を貸して欲しいのです。誰よりもできる女として輝く存在になるのが私の目標です。」

「あなたの能力を私に貸してください。その代わりとしてマリさんの望むことを何でも叶えて差し上げましょう。」

自室に帰った後、レイチェルの話の事を考えるマリ。

”レイチェル令嬢の提案は私の計画と一致する。しかも相手から手を差し伸べてきたわ。でも…結局レイチェル令嬢も家門のために皇太子殿下と結婚したがっているのよね…性格も悪くなさそうだし、皇太子妃になっても問題はなさそう。”

マリはレイチェルが皇太子妃になったら、自由人の身分を与えて他国に移住する費用として1000ぺナを渡すと言われました。

”私の計画では、令嬢と皇太子殿下の仲を取り持つくらいしか考えていなかったのに…でもこうなった以上、全力でレイチェル令嬢を後押しするしかないわよね!”

”私が後ろで活躍すれば、みんなの感心もレイチェル令嬢に向くはず。そうすれば私の正体がバレる心配も減るわ。

なんとしても、この獅子宮殿から…いや、この帝国から逃げ出すのよ!”

マリはレイチェル令嬢の応援をすることに決めました。

わん
レイチェルにもマリほどではないにしろ、事情があったのですね。どちらにしても家門のために政略結婚だとは何だか寂しい気がします…

マリを巡って…

マリをレイチェル令嬢の専属メイドにしたいとの申し出を聞いたラエル。

「マリは俺の所有物であり、俺のものだ。マリがレイチェル令嬢のお茶汲みをするのは構わない。」

「しかし、俺以外の専属メイドにするのは許可出来ない。」

皇太子ラエルはマリの移動を拒みました。

にゃあ
それだけマリのことを気に入ってるってことですよね。もっとマリとラエルが交流する時間が持てたら良いのに…なんて思ってしまいます。

あの時間

マリは昼はレイチェル令嬢のお世話、夜は皇太子殿下の不眠治療とそれぞれの仕事をこなしていますが、何も起きないまま数日が経ちました。

またもやマリは夢を見ますが、ここでは断片的にしか明らかになりません…

候補者たちを歓迎するためのパーティーが開かれることになり、マリはレイチェルを手伝い準備をします。

しかし、これからという時間に急な会議のため今日の食事会は中止となりました。

「私との食事会よりもお仕事の方が大事ですわ。食事はまた別の機会にすれば良いですから気にしないでください」

レイチェルは、さほど気にする様子もなく話しました。

「あっ!そういえば[ちょうどあの時間]ね!」

何かを閃いた様子のレイチェルは、マリを散歩へと誘い庭園を歩き始めました。

「やっぱり南部の庭園とは比べ物にならないわ!」

”いつも気品ある令嬢だけど、無邪気に笑っている姿はかわいいな”

興奮しているレイチェルを見たマリは思います。

「あら、誰かと思ったら…レイチェル令嬢じゃありませんか。」

庭園の散歩中に、突然アリエルと出会いました。

わん
宮殿に来てから、公式な場以外で二人が出会うのは初です!
同じ皇太子妃候補である二人はどんな会話をするのでしょうか?
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『できるメイド様18話の感想・考察

『できるメイド様38話の感想・考察

レイチェルにもマリには及びませんが、深い家門の事情があったのですね。

こうしてアリエルとレイチェルの2人と話した印象としては、レイチェルの方が人柄が良さそうな気がします。

しかし、そんなレイチェルも家門のために政略結婚をするとは少し寂しい気持ちになります…

どうにか皆が幸せになれる方法があると良いのですが、それはとても難しそうですね。

 

レイチェルとマリの目的が一致していたので、マリはレイチェルの提案を受け入れた訳ですが、今後はどんな展開が待ち受けているのでしょうね。

アリエルの方が有利と言われている状況なので、アリエルと競う立場にあるレイチェルには、様々な場面でピンチが訪れる事がありそうですが、マリの能力を上手くレイチェルのものとすることが出来るのか気になります!

 

ラエルとの食事会が中止となり、庭園を散歩しに来たレイチェルとマリですが、そこでバッタリとアリエルに出会いました。

二人は宮殿に来てから、公式の場以外で出会うことがなかったので、この後どんな会話がなされるのかとても興味があります。

レイチェルと一緒にいたマリに対して、アリエルがまた厭味を言われなければ良いのですが…

今後の展開がどうなるのか、とても気になります!