姉が男主人公を拾ってきた【26話】のネタバレと感想!




この記事では『姉が男主人公を拾ってきた』26話ネタバレ感想をお伝えしていきます。

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ネタバレはしてほしくない!という方はご覧にならないでくださいね。

『姉が男主人公を拾ってきた』26話のネタバレ




ディアナの目覚め

「エイミー?」

呼びかけに応じたエイミーが振り返ると、ディアナが身体を起こして微笑んでいました。

エイミーはたまらずディアナに抱き着きます。

「目が覚めたのね!」

あれから3日もの間、ディアナの目が覚めなかったことにエイミーは心配していたのでした。

力いっぱい抱き着いたままのエイミーの背中をディアナはポンポンと優しく叩きます。

「あなたを残して死ねるわけないでしょ」

わん

ディアナが目を覚まして一安心です!

兵士でもあるディアナの存在は心強いですね。

ノクスからリノクへ

エイミーが落ち着いた頃、ディアナはこの場所がどこなのかと尋ねます。

「初めて水晶を使ったからよくわからない」

エイミーは答えました。

ひとまずディアナを寝かせるために空き家を探して入り込んでいたようです。

ディアナはその言葉に、自分の負った大ケガがすっかり完治していることを不思議がります。

実は…とエイミーの話した内容にディアナは驚きました。

「山奥の家で見つけた魔法の力ですって?」

ディアナの知らないうちに、エイミーは治癒の魔法を身に着けていたのです。

「じゃあノクスは?」

ディアナはノクスの記憶が戻ったのかということも心配します。

「…ノクスじゃなくてリノクよ」

エイミーは俯いて答えたあと、前を向いて笑顔を作ります。

「大ケガを負ったけど、優秀な魔法使いの治療を受けたから大丈夫だと思う」

ディアナはエイミーの様子を見つつ、笑顔で答えました。

「実はグレイさんに大公領へ行こうと言われたけど、断ったの」

エイミーは順に説明をします。

家が燃えてしまったこと、それから…

「ノクスは私に行かないでって言ったのよ。一緒に行こうって」

エイミーはディアナの肩にもたれかかるとぽつぽつと話し出します。

ディアナはエイミーの肩を抱くと、静かに話を聞いています。

「エイミーがどんな選択をしても、理由があってのことだと思う」

ディアナはエイミーの涙を拭うと、優しく言い聞かせました。

にゃあ

エイミーが必死で自分の気持ちを押しとどめていることにディアナは気付いているようでした。

姉妹の愛ですね…。

エイミーを探して

水晶でたどり着いた街を見て回ると、そこは思っていたよりも都会でした。

美味しい食べ物に喜ぶエイミー。

ディアナが郵便局に新聞を買いに向かうと、一人になったエイミーは見覚えのある兵士に気付き驚きます。

“明け方の騎士団だ”

エイミーは大公リノク率いる騎士団のメンバーから距離を置こうと歩き出します。

しかし、物音を立ててしまった結果、気付かれてしまいます。

「いやー!助けて!」

エイミーは叫び声をあげて周囲の気を引くと急いでその場から逃げ出しました。

外にでると、ディアナも急いでエイミーの元へと駆け付けました。

「ノクスがここに来ている」

ディアナからその言葉を聞いたエイミーは「絶対に会えない」とディアナに告げて、急いでその場から逃げようと考えます。

わん

もう一度会ってしまったら、もう後には戻れないということでしょうか。

ディアナは挨拶くらい、と考えていましたがエイミーはそれすらも警戒しています。

間一髪、水晶の力でその場から逃げきったディアナとエイミー。

エイミーは最後に見たノクスの影に「私もあなたのことが好きだと言えば良かった」と後悔しますが、ノクスが「原作と同じように」幸せになることを祈って、その想いを自分の中にしまい込んだのでした。




『姉が男主人公を拾ってきた』26話の感想・考察

ディアナとエイミーが新しく生活をやり直そうとしてすぐに明け方の騎士団に見つかってしまいます。

水晶での転移が案外近くだったのでしょうか?

それにしても、やはり大公の騎士団ともなるとメンバーの数も多そうですし見つかってしまうのは時間の問題に感じます。

それでも、「ノクスじゃなくてリノク」と言葉にしたエイミーは完全に割り切って前に進む覚悟のようです。

勝つのはどちらでしょうね?

エイミーが自分の気持ちに素直になってしまえばそれでハッピーエンドではあるのですが、そう簡単には進まなさそうです。

確か大公リノクと仲の悪い皇太子の存在もありますし、今後物語に絡んでくる可能性もありますよね。

どうなっていくのでしょうか?とっても楽しみです!

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