悪党のお父様、私と結婚してください【34話】ネタバレと感想!




この記事では『悪党のお父様、私と結婚してください♡』34話ネタバレ感想をお伝えしていきます。

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ネタバレはしてほしくない!という方はご覧にならないでくださいね。

エレニカの過去

(エレニカの生い立ちが明らかになります)

「あの子はどうしようか?」「悪いが君に頼むよ」とエレニカを押し付けあう声がヒソヒソと聞こえます。

ここはエレニカが15歳で父親を亡くし、父親のお通夜の席です。

エレニカは俯いてただ黙って座っています。

エレニカにとっては頭から消してしまいたい忌まわしい記憶…

エレニカの母親はずっと昔に他界しており記憶にすら残っていない。

父親は浮気ばかりして年に1カ月もいなっかたようです。

エレニカは「私は元々一人ぼっちだった」と孤独を感じているよう…

わん
エレニカの過去が明らかになりましたね。普段は天真爛漫なエレニカからは想像できない過去でした。
「私は元々一人ぼっちだった」なんてあまりにもせつない。
エレニカが大切にされているという感覚が乏しい理由がわかった気がしました。

だから「姫野こはる」という名前にも愛着がないようです。

「誰かに愛情を込めて呼んでもらったことが一度もなかったから」と。

エレニカはなんでこんなこと今更思い出しているんだろう。

ほんとに変な夢…もう一回寝ようと思いながら眠りから覚めます。

ラウルス様の声

目覚めたエレニカの全身から冷汗が噴き出していました。

更に体調も悪く頭もズキズキと痛みます。

初めての外出から戻ってきたエレニカはその日以降いつもと変わらない日々を過ごしている。

変わったことといったら「窓際で居眠りすることが多くなったこと」と「変な声が聞こえてくること」ぐらいとエレニカは推測する。

天の声はエレニカを「許されない子」と呼びやたらと話かけてくるようです。

天の声を聞きながらエレニカは、地上と神階界の境界「ユーデタ」と地上と地下の境界「レモルディ」そして地上の三界が本当にあったなんてと改めて驚きます。

また「許されない子」と呼ばれることに不満を感じつつもラウルス様について考えます。

高位聖職者ですら一生に一度聞けるかどうかのレア度なのにこんな話かけてくるなんて神様としてギャップあり過ぎ!

人をからかって楽しんでる神様にディエリゴが仕えているなんて、司祭なんか辞めちゃった方がいい!と心底思うのでした…

にゃあ
ラウルス様は相当エレニカに興味を持っているようですね。
異世界から来た異質の存在ですもんね。
神様なら気にならないはずはないか…。

皇帝の心配

平和に過ぎていく日々ですが、エレニカは周りから頻繁に体調を気にされるようになります。

エレニカ自身に自覚はありません。

ですが、あまりにも心配されるので原因を思い返してみると「悪い夢にうなされることが多くなった」と気が付く。

こんな時はお父様に会いに行くのが一番!と皇帝に会いにいくも「具合でも悪いのか?」と同じことを言わる始末…

エレニカはディエリゴやベルック宮殿のメイドたちに最近は会うたびに心配されることを説明。

そして「そんな病んでるように見えます?」と問います。

すると「顔色が悪い。血色が全くない感じだ」と言われます。

皇帝は「問題になりそうなものはすべてあの日に処理したのだが…」と顔をしかめる。

エレニカは「あの日?」と疑問の表情を浮かべます。

わん
誰に会っても顔色が悪いと言われるとなんか怖くなりますよね。
これは完全にエルラドの仕業ではあるのですが、神聖力と魔力は感じ合えないんですもんね。
さすがの皇帝もこれには気づけないか…




『悪党のお父様、私と結婚してください♡』34話の感想・考察

エレニカの辛い過去が明らかになりました。

両親を早くに亡くし、親戚も冷たい…

「姫野こはる」は愛情というのもを知らないで育ったのですね。

これでエレニカのピントがズレていることにも何となく納得がいきました。

しかしこんな悪夢をみせるエルラドの魔力って本当に厄介。

夜が来る度にエレニカの精神が削られていきます。

これは早急に対応してもらいたい。

魔力を感じない皇帝ではこのことにな気づけないのでしょうか?

エレニカはこの窮地をどう乗り切るのでしょうか?

今後の展開がとても気になりますね!

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