悪女の定義【116話】最新話のネタバレと感想!




この記事では『悪女の定義』116話ネタバレ感想をお伝えしていきます。

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ネタバレはしてほしくない!という方はご覧にならないでくださいね。

アルベルとシェルメロ

海務省の執務室に鉄船開発チームのメンバーが初めて集まった日。それぞれにぎやかに自己紹介や挨拶を交わしていました。

「あの一緒に仕事が出来るなんて光栄です。マスター」

「アルベル・コーゲン男爵令息でいらっしゃいますね?」

どうやらアルベルは自分のことを憧れのシェルメロに知っていてもらえたのが嬉しい様子で目を輝かせています。

さらに緑化事業を進めながら書いた植物と魔法を組み合わせる新たな領域を開拓する論文も読んでくれていたというのですからテンションは上がります。

ですが、アルベルはいつものようにシャルティアナのことをほめちぎりますが、シェルメロはふとアルベルの手にある荷物に興味を示します。

「私が新しく開発した健康診断用の魔道具です」

興味を示してくるシェルメロに必死で説明をするアルベル。

魔法オタクが2人もいると苦笑いをするシャルティアナ。

ですが、すぐにシェルメロの口から出たアイリーンの名前に皇太子もシャルティアナも反応します。

「新たな魔道具が気になるだけではないのか?」

「鋭いですね。コーゲン令息も気を使って持ってきてくれたわけですから」

いますぐアイリーンの元にこの魔道具を持って行こうというシェルメロに皇太子は食って掛かります。

2人の言い合いが激化しそうになったその時、2人の間にシャルティアナが入りました。

「それならば、この集まりが終わってから行ってみましょう!」

まだ不安が残るというのにそれでも大丈夫だというシャルティアナにウインクをされ、皇太子は渋々その提案を飲むことにしました。

わん
魔法オタクはアルベルだけで十分だったんですが、やっぱりシェルメロも相当なオタクでしたね!

魔道具の効果

結局会議が終わった後、全員でアイリーンの部屋を訪ねることとなりました。

「皇太子殿下とカイロン皇女様がいらっしゃいました」

その言葉を聞いたアイリーンの侍女や医師たちは怪訝そうな顔をしますが、アルベルから丁寧に魔道具の説明を行います。

そして医師立ち合いの下、検査を行うことに同意を得ました。

「結果の解析に医学的知識が必要であればお手伝いいたします」

まだ不安そうな医師ですが、魔道具が正常に機能していることを確認するとアルベルに手伝いを申し出ました。

そうして検査が終わり、2人の魔法師と医師たちが集まって結果を検討しました。

その結果

「こ、これはどういうことだ?」

焦ったような顔をするアルベルに皇太子が結果の詳細を聞きます。

「令嬢の体内から毒と解毒剤、両方の成分があると出ました」

どうやらアイリーンの体内にある毒は少量でも非常に危険な猛毒で、解毒剤の効果で意識を失う程度で済んでいるようです。

しかし、二つの成分が同時に作用していたため、これまで毒の種類がこれまで判明しなかったようです。

「しかし、まだ解毒剤は処方されていないと聞いているのだが」

そうまだ毒物の詳細が分からなかったため、アイリーンには解毒剤が投与されていないのです。

そこにシェルメロが口を開きました。

「あの小賢しい令嬢が毒と解毒剤を一緒に服用した可能性がありますね」

不用意な発言でしたか?と聞くシェルメロに医師たちは自作自演だとでもいうのかと食って掛かります。

「処方もしていない解毒剤がなぜ令嬢の体内にあったというのだ?」

ですが、それは的を得ているのではないか?と言ったのは皇太子。

さすがの医師たちも皇太子にはなにも言えません。

これから調査を行う必要がある。それだけを確認して今日は解散することとなりました。

にゃあ
ついにアイリーンの本性が明らかになるきっかけがつかめました!大きな一歩ですね!

騒動

皇太子はこの件をすぐさま公にし、皇宮は再び大きな騒ぎとなりました。

アイリーンの支持者たちと皇后は強く反発し、魔道具の信頼性に疑いがあると主張しました。

ですが、すでにアルベルの名声は強固なもので、魔塔のマスターであるシェルメロまでその魔道具の信頼性を認めたのです。

結局、捜査の方向が変わることとなりました。

これまでアイリーンが被害者である可能性だけが考慮されましたが、これからは彼女が加害者である可能性まで視野に入れ始めたのです。

あとは捜査官たちが決定的な証拠を見つけるのを待つだけ。

もしも証拠が見つかればアイリーンは宮を去ることになるでしょう。

医師たちはアイリーンの状態は時間が過ぎれば回復すると言いますが、目を覚ましたらアイリーンはどんな反応をするでしょうか?

眠っている間に自分を邪魔する問題たちが解決するのを期待していたようですが、このゲームの勝者はシャルティアナのようですね。

わん
ついに追い詰められたアイリーン。自分の知らぬところでこんなことになっているとは思いませんよね。




『悪女の定義』116話の感想・考察

ついに、ついに、アイリーンの化けの皮が剥がれる116話となりました!

アルベルの魔道具が正常に反応したのは本当によかったですよね!

ていうか、よくアイリーンはそんな強力な毒物を手に入れられたと思いませんか?

きっとこういう王族がいるような場所って警備が厳しいですよね。

にもかかわらず、強力な毒物とその解毒剤をアイリーンが自分の力で手に入れられるとは思えません。

一体アイリーンの後ろにどんな人物が隠れているというのでしょうか?

まだまだ物語から目が離せません!117話も楽しみですね!

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